取引会社が提示する現在の売値(ビッド)と買値(オファー)の こと。例えば、112.65-112.68といったように提示される。ビッド、アスク(オファー)参照
相場が上昇、下落した後に、結局はもとの水準に戻ってくること。
決算期末において株式の評価額を上げるために、株式の買い注文が入ることをお化粧買いという。ただし、通常の投資判断に基づく買い注文なのか、人為的意図をもった買い注文なのかを判断することは難しく、現実には、過去の通念でこの用語が使われていることが多い。
相場が予想に反した動きとなったため、売買機会を逃し動きがとれなくなっている状態のこと。
上がるとみせかけて、多くの人に買わせてから、大きく下げる現象(売りの場合は逆)。ケイ線でこのような日足の格好になる形を『騙し線』という。
下落している銘柄に引きずられて他の銘柄が売られることをいう。追随安ともいう。株式では、悪材料が出て下落している株と同業種の株によくこのつれ安現象が起こる。
上昇している銘柄に引きずられて他の銘柄が買われることをいう。追随高ともいう。株式では、好材料が出て上昇している株と同業種の株によくこのつれ高現象が起こる。
運用成績がベンチマークを上回ること。
outright transactionsの事。先物為替取引のうちの1つ。先物為替取引で売りまたは買いのどちらか1つだけを行う事。具体的にはスポット(直物)取引やフォワード(先渡)取引のような、一定の時点で通貨を交換して約定する取引のことを指す。
確定日渡条件の先物為替で売り埋めたり、買い埋めたりすること。金額と引き渡し期日が売り手・買い手の双方で一致して、さらに相場が一致しないと行うのが難しいため、通常は直物操作とスワップ操作を組み合わせる事が多い。
オプション取引の買い方が権利行使したときに、損失が発生する状態のことを言う。コールオプションでは、権利行使価格が原資産の価格を上回る場合、プットオプションでは、権利行使価格が原資産の価格を下回る場合がその状態となる。
悪材料が出尽くして、相場が落ち着くこと。
保有しているポジションを市場レートで評価した場合に損失となる状態。(⇔フェイバー)
アジア中央銀行のこと。シンガポール通貨庁(Monetary Authority of Singapore)、インドネシア中銀(Bank Indonesia)、バンク オブ チャイナ(Bank of China : 中央銀行ではないが、中国の外国為替専門の銀行)、バンク・ネガラ・マレーシア(Bank Negara Malaysia)などを指す。市場介入やその他の目的を持ち外国為替市場で活躍することで大きな注目を集めている。
アジア太平洋地域の持続的発展に向けた地域協力の枠組みで、参加国は21カ国。(日本・ASEAN7カ国・韓国・中国・香港・台湾・ロシア・オーストラリア・ニュージーランド・パプアニューギニア・米国・カナダ・メキシコ・チリ・ペルー)。APEC参照
1997年夏のタイ・バーツ急落をきっかけに、インドネシア、マレーシア、韓国などで連鎖的に通貨が暴落し、金融機関や企業破たんが相次ぐ経済混乱に陥った。国際通貨基金(IMF)に緊急の金融支援を要請するに至って、経済不安は深刻化するとともにヘッジファンドなど欧米の投機筋が一斉にアジア諸国から短期資金を引き揚げたのが要因とされている。最終的には大量の資金がアジアから流出することとなった。
外国為替取引におけるレート提示側の売り値のこと。オファー(Offer)とも言う。提示された側は、その値段で買うことができる。
為替相場決定理論のうち、近代派と呼ばれるストックアプローチのうち中心となる理論の事。ある一時点の金融資産の保有高に着眼して、為替の需給関係を見るという理論。金融資産の組合せのことをポートフォリオと呼ぶところから、ポートフォリオアプローチとも言う。
リスクを回避しつつ安定したリターンを獲得することを目的に、各種の資産をどのような割合で投資すべきかを決定する「資産配分」。
原資産の価格とオプションの権利行使価格が等しい(本質的価値がゼロの)状態のことを言う。