別名インフレ・ターゲット。一定の物価上昇(下落)率を目標に設定し、その達成を優先付ける金融政策。
インプライド・ボラティリティーは、予想変動率ともいい、将来の変動率を予測したもの。この将来の変動率には、市場関係者などの将来の予想(人気、期待度が高い/低いなど)が反映されています。予想変動率の理論値を計算する方法はないが、上場オプションは、オプション価格(プレミアム)で取引されているので、ブラック・ショールズ・モデルを使ってプレミアムか計算する事ができる。英語ではImplied Volatilityという。
略称=ITM。オプション行使時に利益が出る状態のことを指す。たとえば権利行使価格と基礎商品の価格との関係において、オプション取引の買方が権利行使した時に、利益が生じる状態のことをいう。コールオプションでは、権利行使価格が基礎商品の価格を下回る場合、プットオプションでは、権利行使価格が基礎商品の価格を上回る場合が該当する。 英語ではIn the Moneyという。
長期金利を株式益利回りで割って求められる数値。
長期金利から株式益利回りを引いて求められる数値。
債券の利回りと残存年限の関係を表わす曲線のこと。利回り曲線。縦軸に金利の高低・横軸に期間をとり、償還までの残存期間の異なる金利を線で結んでグラフにしたもの。
ニューヨーク市にある通りの名前。ニューヨーク証券取引所・連邦準備銀行・大手銀行・証券などが集中していることから、世界の証券・金融の中心地としての総称となっている。
窓を利用する売買手法。前日の高値を超えて上に窓を空け、前日の高値まで下げてきたときに売ったり、前日の安値を超えて下に窓を空け、前日の安値まで上げてきたときに買うこと。デイ・トレードなどの短期の売買法。
本来とりうるリスク・リターンを実現するポートフォリオに対して、何かの理由で変更があり、そのためにおきた相対的な価格変動リスクのこと。たとえば、急に運用マネージャーが変更になり、一時的にポートフォリオがキャッシュ化され、本来のあるべき正しい状態ならば発生しないリスクなどを指す。英語ではExposure Riskという。
OECDが年2回(5月・11月)に発表する主要国の経済見通し。OECD参照
エマージング市場とは、成長の初期段階にある市場(国)で、高い成長が期待され、または高い経済成長を遂げている中南米、アジア、ロシアといった成長の初期段階にある市場、またはその潜在力がある発展途上国の市場を指す。それらの国の通貨を、エマージングマーケット通貨と呼び、成長の初期段階にある市場は、政権交代や急激なインフレ、通貨暴落などといった、さまざまなリスク要因がある。
エマージング市場の通貨。「エマージング市場」または「新興国通貨」をご参照ください。
相場波動における基本は、5つの上昇波動と、それに続く3つの下降3波動の組み合わせで成り立つと考えるチャート理論。黄金分割比とフィボナッチ係数を基礎としている。R.N.エリオットによって確立された。
価格の絶対水準とは無関係に売り・買いのシグナルが発信される、上下に振幅するチャートのこと。相場の強弱を表す指標。具体的にはRSI、サイコロジカルライン、ストキャスティクスなどがある。マーケットの買われ過ぎ/売られ過ぎなどの過熱感を参照するために用いられることが多く、センチメント指標とも言われる。
外国為替取引におけるレート提示側の売り値のこと。アスク(Ask)とも言う。提示された側は、その値段で買うことができる。
国内の金融ルールの制約や税制上の制約をほとんど受けないで、非居住者と自由な国際金融取引ができる金融市場のこと。大きく分けてニューヨーク型、ロンドン型、タックス・ヘイブン型の3つに分類できる。日本はニューヨーク型になる。
特定の期日または特定期間内に、契約対象物を特定の価格で買う(または売る)ことができる権利。一定の価格で買う権利がコール・オプション、一定の価格で売る権利がプット・オプション。その権利の売買をオプション取引という。オプションの買い手には無限の利益の可能性があり、逆に売り手には無限の損失の可能性がある。
オプション取引とは、基礎商品を、将来の一定期日までに、特定の価格(権利行使価格)で、売付け・買付けする権利(オプション)の取引を言う。権利の対価(プレミアム)は、市場の需給によって変動するので、この変動を利用し、転売または買戻しを行うことにより、その差額を得ることもできる。
システム障害や事務処理のミスなど操作取引上の問題で取引が正常に行えなくなってしまうリスク。
ジャスダック証券取引所に上場しているジャスダック銘柄のうち、マーケットメイク銘柄以外の銘柄の総称。