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広がる日米金利見通しの格差

-前日サマリー-
 東京市場のドル円は114.32円でスタート。朝方は日経平均が一時250円ほど下げ、米10年債利回りも低下したことが重しとなり、ドル円は114.02円まで下落しました。その後は日経平均の反発と、米10年債利回りの下げ幅の縮小を眺めて、ドル円は114.55円まで上昇。欧州市場に入ると上値が重く、114.30円付近で軟調な動きを見せました。NY市場では再び米10年債利回りが低下したことをきっかけに、ドル円は売りが優勢となり、心理的節目の114.00円を割って113.96円まで下値を広げました。しかしその後は緩やかに上昇し、最終的に114.17円で引けました。

-広がる日米金利見通しの格差-
 本日のイベントは、日全国消費者物価指数/日銀・金融政策決定会合議事要旨、英小売売上高、欧ラガルドECB総裁発言、加小売売上高、米景気先行指数が予定されています。
 昨日のドル円は、米長期金利と株式市場の動きに振られながらも、114.00円付近を節目に底堅く推移していました。昨年の12月から原油価格が上昇傾向にあることから、市場ではインフレ懸念が高まり、米金融政策の更なる引き締めの思惑が渦巻いている状況です。一方で、今週行われた日銀金融政策決定会合では、日銀はインフレ見通しを引き上げたものの、金融緩和を継続する姿勢を見せました。このような日米金利見通しの格差から、市場ではドル買い円売りの心理が続いており、ドル円は底堅さを見せていると言えそうです。
 しばらくは米長期金利と株式市場の動向を眺めながら、米金融引き締めの加速化によるリスクオフの円買いに注意しながらも、ドル買いのスタンスを継続したいです。

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