FXで取引できる通貨~各国の通貨のメリット・デメリットとその背景を紹介~

FXでは、実にさまざまな国の通貨を取引できます。ここでは、実際にどのような通貨の取引ができ、どういった特徴があるのかについて見ていきたいと思います。

そもそも通貨ペアとは?

FXの取引では、数ある通貨ペアの中から収益が得られそうなものを選んで売買を行います。そもそも、この通貨ペアとは何を意味しているのでしょうか?

通貨ペアとは、売買する2ヵ国の通貨の組み合わせを意味します。米ドルと日本円の通貨ペアの場合は「米ドル/円」というように、「/」で区切って表記します。左側を「基軸通貨」、 右側を「決済通貨」と呼んでいます。

「基軸通貨」とは、「決済通貨」を取引する際の基準として位置づけられている通貨のことです。したがって、1通貨単位の基軸通貨で、どれだけの通貨単位の決済通貨と交換できるのかをレートで示されることになります。

仮に「米ドル/⇒「基軸通貨」と「決済通貨」の説明が逆ではないでしょうか。ドル円であれば、1ドルを買うのに何円必要なのかという考え方。

なお、「米ドルは世界の基軸通貨」と呼ばれていますが、それはグローバルな金融取引において幅広く基準として用いられているからです。

みんなのFXでは23種類の通貨ペアの取引が可能

「みんなのFX」では、23種類の通貨ペアを取引ができます。(2019年6月時点)それぞれ1,000通貨単位(0.1Lot)から取引でき、「米ドル/円」のレートが108円なら1,000米ドル(10万8,000円相当)のポジションから建てられる計算になります。

23通貨ペアのうち、やはり最も盛んに取引されているのはUSD/JPY(米ドル/円)です。同じように日本円との組み合わせとなる通貨ペアには、他にEUR/JPY (ユーロ/円)、GBP/JPY(ポンド/円)、AUD/JPY(豪ドル/円)、NZD/JPY(ニュージーランドドル/円)、CHF/JPY(スイスフラン/円)、CAD/JPY(カナダドル/円)、ZAR/JPY(南アフリカランド/円)、TRY/JPY(トルコリラ/円)、MXN/JPY(メキシコペソ/円)、CNH/JPY(中国人民元/円)、HKD/JPY(香港ドル/円)、SGD/JPY(シンガポールドル/円)があります。

一方、米ドルとの組み合わせになっている通貨ペアとしては、EUR/USD (ユーロ/米ドル)、GBP/USD(ポンド/米ドル)、AUD/USD(豪ドル/米ドル)、NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル)が挙げられます。さらに、ポンドが「決済通貨」のEUR/GBP(ユーロ/ポンド)、豪ドルが「決済通貨」のEUR/AUD(ユーロ/豪ドル)、GBP/AUD (ポンド/豪ドル)、スイスフランが「決済通貨」のUSD/CHF(米ドル/スイスフラン)、EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)、GBP/CHF (ポンド/スイスフラン)も取引できます。

「クロス円」、「ドルストレート」とは? それぞれの特性は?

FX では、「クロス円」や「ドルストレート」といった表現がよく用いられています。それぞれの意味と関係性を知っておくと、相場の先行きを予想する際のヒントになることがあります。

「クロス円」とは、米ドル以外の外国通貨と日本円との通貨ペアのことを指しています。つまり、EUR/JPY (ユーロ/円)、GBP/JPY(ポンド/円)、AUD/JPY(豪ドル/円)、NZD/JPY(ニュージーランドドル/円)、CHF/JPY(スイスフラン/円)、CAD/JPY(カナダドル/円)、ZAR/JPY(南アフリカランド/円)、TRY/JPY(トルコリラ/円)、MXN/JPY(メキシコペソ/円)、CNH/JPY(中国人民元/円)、HKD/JPY(香港ドル/円)、SGD/JPY(シンガポールドル/円)はいずれも「クロス円」に該当するのです。

これに対し、米ドルと米国以外の外国通貨との組み合わせのことを「ドルストレート」と呼んでいます。EUR/USD (ユーロ/米ドル)、GBP/USD(ポンド/米ドル)、AUD/USD(豪ドル/米ドル)、NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル)はもちろん、USD/JPY(米ドル/円)も「ドルストレート」に該当します。

前述したように、米ドルは「世界の基軸通貨」で、それと直接(ストレートに)交換しているという意味合いなのです。「クロス円」のほうは、日本円が「世界の基軸通貨」でないため、米ドル以外の通貨と円を取引する際には、あるプロセスを挟むことになります。 

それは、「円で米ドルを買って、米ドルで米ドル以外の通貨を買う」というプロセスです。実際にそういった取引を行っているわけではなく、たとえば豪ドルを買って日本円を売りたいケースなら、USD/JPY(米ドル/円)とAUD/USD(豪ドル/米ドル)のレートを掛け合わせることによって、AUD/JPY(豪ドル/円)のレートを算出しています。

先進国通貨、新興国通貨、それぞれのメリット・デメリットとは?

「みんなのFX」が23種類の通貨ペアを取り扱っているのは、それぞれの通貨の特性などが異なっているからです。また、通貨発行国・地域の経済情勢や金融政策にも違いがあり、それらが為替相場の推移にも影響を及ぼすことがあります。

さらに、通貨によって流通量も異なっており、そういった点も為替相場の変動に関係してきます。値動きが派手な通貨はそれだけ保有するリスクも高いので、安定的な通貨と比べてスプレッドの幅も広くなりがちです。

通貨は先進国のものと新興国のものに大別できます。一般的に前者は後者と比べて、流動性が高く(コンスタントに流通していて)相場の推移も安定的で、相対的にスプレッドも狭いと言えるでしょう。ただし、ポンドは短期的な利益を狙う投機筋のターゲットになりやすいという歴史的背景もあり、ブレグジット(英国のEU離脱)を巡る混乱で値動きが荒くなる局面が見られます。

これに対し、新興国通貨は相対的に為替相場の値動きが大きくなりやすく、高いリターンを追求できる反面、相応のリスクも関わってきます。加えて、インフレなどを踏まえて高金利政策が取られている国もあり、高いスワップポイントを期待できます。

本来は、投資経験があまりない方はいきなり値動きの荒い通貨に手を出さないのが無難です。しかしながら、スワップポイント目当てに的を絞ったうえで、実効レバレッジを低めに抑えて投資するのであれば、新興国通貨にチャレンジしてみるのも一考でしょう。

一般的には、3倍程度の実効レバレッジにとどめておけば、多少の為替相場の変動で大きな損失を被る恐れは少ないと言われています。「みんなのFX」なら、「実効レバレッジシミュレーション」を用いて、自分が建てようとしているポジションの実効レバレッジを確認できます。

初心者にもおすすめの通貨ペアで慣れよう

「みんなのFX」でUSD/JPY(米ドル/円)が最も人気を集めているのは、日本で暮らしている人に馴染み深い組み合わせであり、情報も頻繁に入ってくるからでしょう。初心者から熟練のトレーダーまで、多くの人が取引を行っています。

だからこそ、しっかりと取引のコツが掴めてくるまでは、USD/JPY(米ドル/円)で経験を積んでいくというのがおすすめです。取引をしながら、さまざまな通貨のチャートを見比べることを習慣化すると、値動きのクセがわかるものが出てくるかもしれません。

そういった傾向を把握できたら、次はその通貨ペアを攻略してみましょう。

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