市場参加者のムードや雰囲気、市場心理。
名古屋証券取引所の新市場。中堅・中小企業は、地域経済に密着するとともに、機動性、柔軟性、創造性を発揮し、地域経済のダイナミズムの源泉として期待されており、このような中堅・中小企業が活躍することで、地域経済の活性化の牽引力となり、様々な場面で地域社会に大きく貢献することを目的として、平成11年10月1日に市場が創設された。
オプションのリスク指標のひとつで、時間変化に対するオプション価格の変化額を表す。セータ(θ)=オプション価格の変化額/残存日数の減少。オプションの価値は時間の経過とともに減少するが、セータの値が大きくなるほど、1日経過したときのオプション価格の減少が大きくなる。
WTO協定で認められている、関税を引き上げたり、輸入の数量を制限できる制度のこと。「一般セーフガード」は、国内産業に重大な損害が生じる場合に限り認められ、農産物を含むモノ全般を対象とするが、様々な条件がある。「特別セーフガード」は協定で関税化された農産物だけに適用され、定められた基準を超えた輸入の急増や輸入価格の低落時に自動的に発動することができ、輸出国は対抗措置をとることができない。
経済の一部で発生した破綻が経済全体の領域にまで波及しないようにする安全網のこと。日銀の「最後の貸し手」機能や預金保険機構もその一つ。中小企業対策や雇用対策などにもセーフティー・ネット拡充の必要性が高まっている。国民生活金融公庫などが有名。
超短期の銀行間の資金の貸借りの金利を実質ゼロに近づける政策。日銀によるゼロ金利政策は、金融市場の一時的混乱により、優良な銀行や企業までもが資金が借りられないことによって倒産してしまう事態を避けるため行った非常手段。
タイ王国の通貨。80年代後半から急速な経済発展を遂げたが、経常赤字が膨張。バブル崩壊に伴い不良債権が増大、バーツ切り下げの圧力が高まり、97年に為替を変動相場制に移行した。
あるマーケットで、価格が下落傾向にあること。
ダウ・ジョーンズ・アンド・カンパニー。ダウ・ジョーンズ社。ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)の発行や、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(通称ニューヨーク・ダウ)を算出。1882年、チャールズ・ダウ(Charles Dow)、エドワード・ジョーンズ(Edward Jones)、 チャールズ・バーグストレッサー(Charles Bergstresser)の3人の若い記者が、手書きのニュース・レターをウォール街の購読者に配達。数年後にウォール・ストリート・ジャーナル紙へと発展を遂げる。近年では、経済専門テレビ「CNBC」の開局、AP通信社と業務提携など活躍の場を広げている。
チャートパターンの一つで、上昇から下降への反転パターンの示す。一度高値(A)をつけた後に下降する(B)が、再度(A)と同値付近まで上昇(C)し下降に転じる。(A)と(C)を結んだ線の平行線が(B)を通るように引いたものがネックライン。ネックラインを割り込むと下げに転じたと判断する。一般的にネックラインからの下げ幅は、(A)と(B)との値幅と同程度とされる。
チャートパターンの一つで、下降から上昇への反転パターンを示す。一度安値(A)をつけた後に上昇する(B)が、再度(A)と同値付近まで下降(C)し上昇に転じる。(A)と(C)を結んだ線の平行線が(B)を通るように引いたものがネックライン。ネックラインを割り込むと上げに転じたと判断する。一般的にネックラインからの上げ幅は、(A)と(B)との値幅と同程度とされる。
世界経済フォーラム(WEF/ジュネーブに本部を置く非営利財団)が主催する会員制国際シンポジウム。毎年1月下旬に、スイスのダボスで開催される。政治経済界のリーダーが一同に会して、グローバルな経済問題を自由に討論する。
取引が成立(約定)したことを言う。
元の語源は「万里の長城」のことだが、インサイダー取引の防止策の1つ。証券会社の引受部(あるいは法人部)には、企業のインサイダー情報が入ってくるが、それを同じ証券会社の営業部が利用して営業すれば、インサイダー取引に抵触する。そこで、引受部と営業部の間に情報が流れないようにつくられる壁(障壁)をチャイニーズ・ウォールという。
テクニカルアナリストともいう。チャート分析などのテクニカル分析を主に活用して、将来の市場動向を読むトレーダーのことを指す。
価格の動きをグラフ化したもの。株式投資をする上で、相場の転換点を知るための参考となる。チャートには大きく分けて、時系列チャートと非時系列チャートがある。(別名:ケイ線)
チャートパターンやテクニカルチャートを利用することで株価動向を分析すること。チャート分析は、経験則から、需給状態、投資家心理、サイクル、トレンドなどを分析していくもの。チャートパターンを分析する手法や、テクニカルチャートなどを援用していく分析方法など色々な手法がある。通常の投資判断の手順としては、ファンダメンタル分析で大まかな投資方針、投資銘柄を決定し、細かい投資タイミングはチャート分析を援用して判断していくことを原則としている。
相場の方向感が不規則で、たえず相場が不規則に変化している状態のことを表す。
売りと買いの双方の値段の提示すること。⇔ツーウェイ・プライス
Tickは英語で、時計などが「カチカチ」という音のこと。わずかな時間、瞬間のこと。ティック・チャートは瞬間の値段を時系列で繋げた短時間のチャート。