従業員が、ある一定の価格で自社の株を買うことができる権利のこと。企業の業績が向上し、株の時価が上がれば、ストックオプションを持つ従業員の資産が増えることになるため、福利厚生の一環や、役員への報酬として、アメリカなどで広まった。日本では 97年5月の商法改正により、この制度の導入が可能になった。
ある水準よりも上になったら買いポジションをもつ、もしくは下になったら売りポジションを持つ注文。損失をここまでと決めることをストップロスという。
損切りの際によく使われる注文形式やその行為自体を言う。損切りするための「逆指値」とも言える。
為替取引における一般的で重要なリスク管理方法の1つで、逆指値注文(ストップ注文)を決済に使用する時の呼び名の1つ。予想に反して相場が動く場合に備えて、一定水準以上、相場が反対方向に動いた時にはポジションを決済して損失を限定する注文方法。この注文を入れる事で、事前に損失額が限定されるため、リスク管理を行う上で有効とされる。指定された時点でマーケット・オーダーになるのでスリッページが発生しやすい。
指値注文の1つ。逆指値注文と同じ意味で使用される。提示されている仕切値から保有するポジションに対し不利な特定レートで決済しようとするとき、あらかじめそのレートとロット数を入力しておく注文。たとえば買い持ちのポジションに設定するストップ注文は「売り」のストップ注文になる。ポジションを決定したあと、ポジションのリスク管理をする上で「ストップ注文」を設定しておくと、損失が想定内でおさめられる。
制限値段(ストップ高・ストップ安)で当日の終値を決定する場合、注文状況によっては通常の板寄せとは異なる方法で売買を成立させるが、それを「ストップ配分」という。ストップ配分では成立した株数を各証券会社からの発注数量に比例して配分することから、「比例配分」とも呼ばれる。
取引所では、1日の値動きの幅を制限している。その上限まで上がることをストップ高と言う。
オプション取引において、基礎商品の価格変動性に着目した投資戦略で、同じ限月、権利行使価格のコールオプションとプットオプションを組み合わせたもの。
オプション取引において、基礎商品の価格変動性に着目した投資戦略で、同じ限月のコールオプションとプットオプションを異なる権利行使価格で組み合わせたもの。
買値と売値の差のこと。
投機。価格の変動を積極的に活用して利益を得ることを言う。
直物取引のレート。
為替市場においては直物取引を指し、2営業日以内に外貨とその対価の交換が実行される取引です。
中央銀行が相場の乱高下を防ぐために為替市場に介入すること。
スリッページとは注文を出した価格と成立した価格との差のことを指す。市場が大きく荒れている際には、大きなスリッページが発生する可能性がある。
スワップ期間の2通貨間の金利差に等しい外国為替相当額を指す。具体的にはスポットレートとフォワードレートの差のこと。通常の為替取引は決済日が2日後にあり、その時に用いられるレートはスポットレート。今日の時点で1ヵ月後に決済日が来るような為替取引を実行する場合は、その時用いるのがフォワードレートとなる。
金利スワップの固定金利(対LIBOR)はさまざまな満期に対してクオートされ、グラフ化したときのカーブのこと。英語ではSwap Curveという。
swap transactionsの事。同金額で売買が逆方向の直物取引と先物取引を組み合わせて行う取引。つまり直物の売りまたは買いと同金額の先物の買いまたは売りを同時に行う事。
ある外国通貨の直物を自国通貨または他の別の外国通貨を対価として買うと同時に、先物で同額を直買い、先売りの取引をする(または逆の直売り、先買いの取引)事。
支払い、決済すること。