FXと外貨預金の違いって何? 外貨運用でFXが選ばれる理由を解説!

外貨運用にはさまざまな選択肢があり、銀行が取り扱う外貨預金もその1つ。しかし、多くの人が外貨運用の手段として選んでいるのがFXです。なぜFXが選ばれるのか説明します。

外貨運用にはどのような種類があるの?

プロの運用の世界では、かねてから国際分散投資が理想形だと言われてきました。昔は個人レベルでそれを実践するのは容易ではなかったのですが、金融商品・サービスが多様化している今は、まったく事情が変わってきています。

外国の通貨に資産を投じる外貨運用も然りで、さまざまな金融商品サービスの選択肢が用意されています。具体的に列挙すれば、外貨預金、外国債券(外債)、外貨MMF(マネー・マーケット・ファンド)、そしてFXといったところです。

そして、FXには「みんなのFX」のような店頭FXと、「くりっく365」のような取引所FXがあります。これらの中でも特に支持を集めやすいのはFXの店頭取引だと言えます。トーナメント形式で他の外貨運用商品と比較しながら、その理由について探ってみることにしましょう。

残る⑥技術的なトラブルはFXだけに限らず、オンライン取引全般に共通しているリスクです。通信機器の故障や通信回線の障害、取引システムの不具合などによって、売買できなくなる事態が発生することがあります。

外貨運用三番勝負① 外貨預金 VS FX

外貨預金とは、日本円を米ドルなどの外貨に換えて預ける預金です。出し入れ自由の普通預金と、1カ月〜3年といった満期期間の異なる定期預金があります。

預金であるため、預入期間に応じた利息がつくのですが、通貨発行国の金利水準を反映したものとなるのが大きなポイントです。ゼロ同然の日本国内の定期預金と比べれば、はるかに高い金利が得られるわけです。

預入時(日本円を外貨に換えた時点)よりも円安になったタイミングで換金すれば、為替差益も得られます。つまり、「海外の高金利+為替差益」を期待できるのが外貨預金です。

では、FXと比べた場合に収益性についてはどのようなことが言えるのでしょうか? 率直に言えば、外貨預金はFXよりも見劣りをする部分があるという判定になりそうです。

まず、FXはレバレッジを効かせて運用すれば、外貨預金の利息よりも効率的にスワップポイントを得ることが可能です。そして、為替差益についても同じことが言えるうえ、スプレッド(為替手数料の相当するコスト)が外貨預金よりもはるかに狭く、その分だけ為替差益も得られやすいのです。

外貨運用三番勝負② 外貨MMF VS FX

続いては、外貨MMFとFXを比べてみることにしましょう。外貨MMFは、外貨で運用される投資信託の一種です。

格付が高くて安全性の高い短期証券などで運用し、いつでも換金できるうえ、分配される外貨MMFの運用実績の利回りは、その数値があらかじめ約束されたものではないもののコンスタントに外貨預金の利息よりも高めになってきました。

また、運用をスタートした時点よりも円安になれば為替差益を期待できる点は他の外貨運用商品と同様ですが、外貨預金よりもスプレッドが狭くなっており、より利益を得られやすいと言えるでしょう。

このように、外貨預金に対しては優位に立っている外貨MMFですが、FXと比較した場合はどのような判定になるのでしょうか? やはり、FXの魅力のほうが勝っているというのが結論です。

運用実績の利回りについては、FXはレバレッジを効かせてさらに高めることが可能です。また、外貨MMFのスプレッドは外貨預金よりも狭いとはいえ、FXと比べればそれでも幅がありすぎると言わざるをえません。

外貨運用三番勝負③ 取引所FX VS 店頭FX

最後は取引所FXと店頭FXの比較になりますが、両者の違いから説明しておきましょう。その名の通り、取引所が仕切っているのが取引所FXで、日本国内では東京金融取引所の「くりっく365」がそれに該当します。

これに対し、「みんなのFX」のような店頭FXは、各FX会社が個別に投資家と取引を行っています。店頭FXではスワップやスプレッド、取り扱い通貨などは各社が独自の判断で決めており、個々に違いがあります。

しかし、「くりっく365」はさまざまな金融機関が窓口となって取引所に注文を仲介しますが、どこを選んでもスワップやスプレッド、取り扱い通貨は統一されています。

 「くりっく365」の場合、「同じ通貨ペアならスワップの受取額と支払額が同額になっているのが特徴」という記述をよく見かけます。そして、「店頭FXではスワップポイントの一部がFX会社の手数料として引かれていることが多く、同じ通貨ペアでも受取額と支払額が異なる」と指摘しているのですが、「みんなのFX」はスワップの受取額と支払額がほぼ同額で、業界最高水準のスワップポイントを提示するように努めています。

もう1つ、スプレッドも見逃せないポイントで、店頭FXは各社で異なってきますが、「みんなのFX」は業界最狭水準を追求しており、たとえば2019年6月5日の時点で米ドル/円は0.3銭でした。「くりっく365」はマーケットメイクと呼ばれる方式で売買レートが決まっている影響で常に変動するのですが、同じ日の同時刻における米ドル/円は3銭でした。

たとえば、1万通貨の米ドル/円を取引したとすれば、「みんなのFX」では30円(0.3銭×1万通貨)のコスト負担で済みます。これに対し、「くりっく365」は300円(3銭×1万通貨)になります。

さらに言えば、「くりっく365」は最低1万通貨単位からの取引になります。1000通貨単位からトレードできる「みんなのFX」のほうが気軽に始めやすいと言えるでしょう。

かつては、「損益通算」や「損失の繰越控除」といった税制上の処理に関して、「くりっく365」のほうが有利になっていました。しかし、税制改正に伴って、今は店頭FXも「くりっく365」と同様の税務処理となっており、有利不利はありません。

もしもの時に備えられる! FXで将来を見越した運用を

先々まで見据えた資産運用では、一部の資金を外貨に投じておくのが賢明だと言われています。日本は先進国でワーストの規模に達する財政赤字を抱えていること、少子高齢化が進んで国全体の人口はもちろん、経済を支える労働人口が縮小していくことなど、深刻な課題を抱えていることは明らかです。

今は世界有数の経済大国であっても、20年先、30年先には日本の凋落が顕在化しているかもしれません。むやみに悲観する必要はありませんが、万が一にもそういった状況になった場合に備えた資産形成を考えておいて損はないでしょう。

現実に日本の経済力が衰えてくれば、それは円の国際的な価値にも反映されそうです。しかし、資産の一部を外貨で運用していれば、少なくともその部分は保全を図ることができます。

もちろん、目先の為替差益を効率的に得ていくこともFXの醍醐味ですが、もっと長期的な展望でも外貨運用に注目したいところです。

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