ある価格帯を越えて相場が上がりにくいと見られる場合に、その価格帯を示す用語。(⇔サポート)
デリバティブを活用すれば、実際の投資金額以上の組入れを行って投資成果を上げることが可能になるが、この運用をレバレッジ(てこの力)と言う。ハイリスク・ハイリターンの投資手法となる。
てこの原理。少ない資金で大きな取引を行うことにより、投資した資金に対する損益の比率が大きくなること。
レパトリとは、レパトリエーション(Repatriation)の略で、資金の国内への還流。外貨建て資産を売り、さらに自国通貨に交換し、国内に送金すること。 「機関投資家などが、海外に投下している資本を自国に戻す」等の意味で使われる。
略してレパトリ。為替市場においては、海外で投資していた自国の資金を本国通貨に買い戻すことを言う。すなわち、日本の場合は、円を買い戻すこと(円転)を言う。
レンジ(Range)は範囲・領域・射程距離の意。ある一定の範囲内で、上下動を繰り返す相場のこと。ボックス相場とも言う。
レーガン元米大統領が掲げた経済政策。大幅減税と軍事費を除く歳出削減により、米経済の再生実現に努めた政策。1990年代後半からの好景気の土台を築いたと評価される一方、「双子の赤字」を招き貧富の差を拡大したとの批判も受けている。
ファンドアナリストが、個々の企業を分析してつけた投資判断評価のこと。
中央銀行が民間銀行に「いまのレートはいくら?」と聞くことをレートチェックと言う。一般的に、中央銀行が望ましくないと思う水準に相場があるとき、レートチェックはされやすい。レートチェックの実施が伝わると、市場では介入に対する警戒心が強まる。つまり、レートチェックは、口先介入と同じような意味合いを持っていると言える。
保有している評価損の出ているポジションを、反対売買することによって損失を確定すること。損切り。
買い付けること及び買いのポジションを保有することをいう。⇔ショート
買いポジションを維持した状態。(⇔ショート)
LDN市場の16時。東京市場での仲値公示時間のように相場の動意が見られやすい。ニューヨークオプションカット参照
ロンドンの銀行を中心とした取引が活発になる午後5時から午前1時(日本時間)くらいまでのこと。またその時間帯の取引と市場参加者全体を指して「ロンドン外国為替市場」と呼ぶ。
オプションのリスク指標のひとつで、金利変化に対するオプション価格の変化額を表す。
チャートのグラフ形の1つ。1本の足に始値、高値、安値、終値の4本値と、終値が始値よりも高く終わったか(白抜き)、安く終わったか(塗りつぶし)を表している。明治30年頃に日本で開発された。
二つの通貨間の金利差に基づいて、取引の決済日を他の決済日に先送りする取引。 ポジションの繰越し・先延ばしのこと。本来、外国為替市場での決済は取引の2営業日後だが、店頭外国為替証拠金取引では顧客が決済するまで自動的にロールオーバーが行われる。
ワラント債とは、一定の値段(行使価格)で発行会社の株式を買える権利(新株引受権=ワラント)の付いた社債。ワラント債は、社債部分とワラント部分を分離して販売できない「非分離型」と、社債部分とワラント部分を別々に流通させることのできる「分離型」の二種類の発行があり、現在では「分離型」が一般的。少額の資金で、株式を購入するのと同じ効果が得られ、ハイリスク・ハイリターンの商品。社債として償還まで保有すれば利子を得ることができ、それ以外に決められた株数を決められた価格(権利行使価格)で買う権利がついているので、株価が値上がりした場合、その一定の価格で一定の数量(付与率)の株券を買い付け、時価で売却することによってキャピタル・ゲインを狙うことも可能。
上げ続けた相場もしくは下げ続けた相場が一時的に上下しなくなることを言う。
じりじり下がってきた相場がひときわ安くなること。