Asia-Pacific Economic Co-operationの略。アジア太平洋経済協力会議。アジア太平洋地域の持続的発展に向けた地域協力の枠組みで、参加国は21カ国。(日本・ASEAN7カ国・韓国・中国・香港・台湾・ロシア・オーストラリア・ニュージーランド・パプアニューギニア・米国・カナダ・メキシコ・チリ・ペルー)
外国為替取引におけるレート提示側の売り値のこと。オファー(Offer)とも言う。提示された側は、その値段で買うことができる。
オーストラリアドル、豪ドル、オージーとも言う。オーストラリアでは1966年までポンド・シリング・ペンスを使っていたが、ドルの十進法の方が簡単ということで、ドルを採用。
レート提示側の買値のこと。(⇔アスク)120.10-13なら120.10がビッド。
国際決済銀行とは英語でBank of International Settlement(BIS)と呼ばれ、各国の中央銀行により出資された国際的な金融機関で「中央銀行の中央銀行」と呼ばれることもある。本部はスイスのバーゼル。加盟国中央銀行間の金・為替売買や預金の受入れ、欧州通貨協力基金の代行等の国際的金融決済や調整、国際金融の統計資料公表などを業務とする。
イギリスの中央銀行。1694年設立。1844年の銀行特許条例によって確立したこの制度は、各国の中央銀行制度の模範となった。国王の任命する総裁、副総裁、16人の理事からなる理事会が政策決定機関となる。金融政策委員会(MPC)は政策遂行のために新設された。
インフレレポートには、経済成長見通しや賃金の伸び率・住宅価格の動向などを総合的に吟味し、経済見通しを公表する。先のBOE議事録もこのインフレレポートに掲載され、市場注目度も高い。
英国の中銀のことをBOEと呼ぶ。委員会のメンバーは計8名で、金利決定は1人1票多数決で決定される。BOE議事録にて金融政策委員会メンバーの投票結果が発表される。この投票結果による金融政策の方向性が非常に注目される。
1882(明治15)年、日本銀行条例に基づいて創設された日本の中央銀行。発券銀行、銀行の銀行、政府の銀行という3つの機能をもち、紙幣を発行できる唯一の銀行として、日本銀行券の発行、汚れ・傷みのひどい紙幣の回収、紙幣の真偽のチェックなどを行う。また政府の預金(当座預金)を預かり、国庫金の出納事務、国債に関する事務、外国為替に関する事務などを行う。民間銀行が日本銀行に「預け金口座」を持っていることから、日本銀行は「銀行の銀行」とも呼ばれる。
カナダドル、キャン。カナダの通貨。
日本語では譲渡性預金という。満期・金利が決められており、銀行・金融機関が発行する譲渡性の預金証書を指す。特定の満期日には元本(預金額)に利息が払い戻されることが保証されている。受け取れる利息はそのときの市中金利、満期、預入金額などの諸条件によって違ってくる。英語ではCertificate Depositという。
スイスフラン。スイス連邦の通貨。スイスはラテン語で、Confederatio Helvetica 「コンフェデラション・ヘルヴェチア」と言い、「CH」とはラテン語での頭文字で、スイスを表す略称。
英購買部協会(CIPS)が公表する製造業の景気見通しを指数化した指標。英中銀もインフレ指標として注目しており、市場注目度は高い。毎月月初に公表され、景気拡大・後退の分かれ目となる50が目安。
中国元、人民元、人民幣(Renminbi)、RMB。中華人民共和国の通貨。
全国の一般消費者世帯が購入する商品とサービスの総合的な価格の動きを数値化したもの。
ドイツの株式指数。ダックス指数。TOPIXと同じく時価総額加重平均法で算出。ドイツ8ヵ所の証券取引所に上場された銘柄のうち、取引額の多い30銘柄の優良株式が対象。1987年12月31日の株価を基準値としている。
デンマーク・クローネ。デンマークの通貨。ノルウェー、スウェーデンと共に通貨の名称はクローネ。
取引が成立(約定)したことを言う。
ECB。ユーロ圏の中央銀行。欧州通貨統合参加国の金融政策・為替操作と、ユーロの発行を行う機関。物価の安定を目的に1998年6月1日に設立。本部はドイツのフランクフルト。
ECB(欧州中央銀行)理事会とは、ユーロ圏の金融政策を決定する会合のこと。毎月1回目の会合ではその時のユーロ圏における経済情勢を評価して、金融政策を決定・発表する。それに対して毎月2回目の会合は主に金融政策以外のことについて話し合われる。