売り買いの中心となるレートで、対顧客相場ともいう。外国為替相場は常に変動している為、午前10時頃のインターバンク・レートの実勢を参考に仲値を決定する。(⇒仲値)
電信売相場のこと。Telegraphic Transfer Selling Rateの略称。Sellingと書いてあるが、購入する企業や個人から見れば「外貨を買う」という事になる。外国為替の支払いと代り金の受入れの間に、立替期間がない場合に適用されるレート。ドル/円の場合、仲値より1円高いレートとなり、仲値が$1=¥100とすると、TTSは$1=¥101となる。
対顧客電信相場。金融機関の顧客向けの外貨売買レート。
新台湾ドル、NT$。表示は「圓」
米ドル、アメリカドル。アメリカ合衆国の通貨。世界の基軸通貨。ドル紙幣は正式には「連邦準備券」(Federal Reserve Note)と言い、アメリカの連邦準備銀行から発行されている。お札の下部両脇には、財務省出納長と財務長官のサインが印刷されており、これは人事異動のたびに改定される。「$」のマークは銀貨のSilverという説とスペインのSという説がある。アメリカ大陸がスペイン領だったころ、スペインから入ってきた貨幣はドレラと呼ばれていたが、それがアメリカで流通している間に、ドル(dollar)という呼び名になった。
米国通商代表部の事。 アメリカ政府内に設置された、通商交渉の為の機関。前身は1962年に設置された特別通商代表(STR)で、貿易交渉について大統領に助言し、時には大統領の命令を受けて交渉に当たった。1974年の通商法により権限を強化され、さらに1979年の通商協定法で改組拡充されて通商代表部となる。
景況感調査は大手民間銀行が受け持つことが多く、このウェストパック消費者信頼感指数は、ウェストパック銀行とメルボルン研究所が月次で公表する消費者マインド指数。指数の目処は100−110で良好レンジ。指数の目処は100~110で良好レンジとされる。
卸売り段階での商品の価格に関する物価指数。消費者物価指数とならび、需要や供給を反映する物価動向を見る為の代表的な統計。国内卸売物価指数、輸入物価指数、輸出物価指数の3指数と、これらを加重平均した総合卸売物価指数で構成されている。(⇒卸売物価指数)
ガット(GATT:General Agreement on Tariffs and Trade)の機能を増強したもので、無差別で自由な貿易を促進するための国際機関。1994年、第8回ウルグアイ・ラウンドで合意、95年設立。本部はスイスのジュネーブ。144の国・地域が加盟。(⇒世界貿易機関)
南アフリカランドの略称