取引会社が提示する現在の売値(ビッド)と買値(オファー)の こと。例えば、112.65-112.68といったように提示される。ビッド、アスク(オファー)参照
下落している銘柄に引きずられて他の銘柄が売られることをいう。追随安ともいう。株式では、悪材料が出て下落している株と同業種の株によくこのつれ安現象が起こる。
上昇している銘柄に引きずられて他の銘柄が買われることをいう。追随高ともいう。株式では、好材料が出て上昇している株と同業種の株によくこのつれ高現象が起こる。
売りと買いの双方の値段の提示すること。⇔ツーウェイ・プライス
相場の地合が堅調な状態をいう。
相場が上がる原因となった要因。または相場が上がると予想されるような要因。
相場が上昇すると予想する見方。雄牛(Bull)が角を下から上へ突き上げる動作から「ブル」とも言う。逆に弱気の市場は「ベア」。⇒ブル・マーケット⇔弱気
実行為替レートとも呼ばれる。特定の2通貨間の為替レート面での対外競争力を単一の指標で総合的に捉えようとするもの。その通貨の全体的な変動を見ることができる。
通貨を売買する権利のこと。通貨を買う権利のことをコール、売る権利のことをプットと呼ぶ。
取引をした2通貨の金利差を表す。例えばA企業が米ドル債務の金利11%を所有して、B企業は円債務の金利7%を主有している場合、それぞれが所有する債務を交換することで差額を利益として受け取る事が出来る。金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売れば差引で受取になり、逆の場合は支払いになる。
為替政策の1つ。複数の主要貿易相手国通貨を一定の割合で加重平均したものと自国通貨を連動させる方式。たとえば、ユーロの前身であるECU(エキュ)に代表される通貨価値の決定方法。一つのバスケットを想定してその中に一定額ずつの何カ国かの通貨を組み入れ、それらの合計を価値の単位とする方法。
売買する2国通貨の組み合わせを言う。FXでは円と外貨以外に外貨同士の組み合わせもある。たとえば、USD/CHFの取引をした場合で、プラス収支でポジションを閉じるとする。この時はCHF/JPYの円相場によって最終的に受け取れる円の額が変わってくる。
マネーサプライ。日本銀行を含む金融機関全体から経済全体に対して供給される通貨の量がどのくらいなのかを見るための指標。経済活動の大きさに応じて増減する。取引されるモノやサービスに対して、お金の量が増えすぎると物価が急激に上がる現象(インフレ)を引き起こし、逆に、お金の量が減りすぎると、モノが余ってしまって物価が下がる現象(デフレ)に陥る。景気の動向と関係し、金融政策上重視されている。
将来のある一定の期日に特定の通貨を特定の価格で特定の額だけ売買取引するとういう契約。
通貨危機とは、通貨が暴落することにより当該国の経済が混乱状態に陥ること。通貨が切り下げされるに違いないという一方向への市場の混乱のもと、多額の資本が国外に流出して起こる。1994年のメキシコ通貨危機、1997年のアジア通貨危機、1998年のロシア通貨危機とブラジル通貨危機など。
政府および中央銀行のことを指し、日本では財務省(旧大蔵省)と日本銀行がこれに相当する。 金融政策は日本銀行の専管事項だが、外国為替に関しては財務省の決定で介入が行われる。