キャッシュ・フローを自由に作り変える技術。スワップ取引やオプション取引など、デリバティブズを使いこなす技術。高度な数学・統計学・計量経済学の手法を用い、コンピューターを駆使して金融商品のリスク管理などを行い、さらには新しい金融資産の開発をめざす学問の領域。
好況時に日銀が採る金融政策の一つ。一般的に、公定歩合を上げたり、公開市場操作で売りオペを行ったり、また、預金準備率を引き上げることによって市中に出回る資金を減らす。⇔金融緩和
金利や通貨供給量を調節することで、物価の安定をはかり経済の動きを調整する、中央銀行の政策。金利政策、公開市場操作、支払準備率操作(預金準備率操作)という3つの代表的な手段がある。
NZ中央銀行(RBNZ)が行う会合で、外部識者からの政策評価(Monetary Policy Review)も受け、政策金利(オフィシャルキャッシュレート)の決定を行う。
日銀総裁、同副総裁2人、審議委員6人の計9人で、月に1-2回開かれる会合。金融政策を集中的に話し合うために開催される。政策決定の背景となる景気判断などは、翌営業日に「金融経済月報」で示されるほか、約1ヶ月後には討議した内容が「議事要旨」として公表される。
豪中央銀行(RBA)が行う会合で、政策金利に該当するオフィシャルキャッシュレートをはじめとする金融政策を決定する。政策金利の変更がない場合は公式な記者会見は開かれない。
デリバティブ。既存の金融商品(株式、債券、為替)から派生してできた取引に付けられた総称。先物取引(フューチャー)、スワップ取引、オプション取引の総称。取引に大きな元手を必要とせず、決済も差額のみとなる。少ない資金で大きな取引ができる。
金融緩和や余った資金などを背景に上昇する相場のこと。景気後退期などの不況期において、企業の設備投資の減退により、企業財務に余剰資金が生じる。この余剰資金の投資先として、低金利を反映し、魅力が増した株式投資が選ばれることになり市場が活性化するような相場局面のことを金融相場という。
日銀が毎月1回、金融・経済情勢を分析し公式に発表する資料。金融政策を判断するための基礎となる経済と金融の情勢に関する基本的見解。金融政策の方針を決める金融政策決定会合で内容を審議し、政策決定の基礎資料とする。
不況時に日銀が採る金融政策の一つ。一般的に、公定歩合を下げたり、公開市場操作で買いオペを行ったり、また、預金準備率を引き下げることによって市中に出回る資金を増やし、景気の回復を図る。⇔金融引き締め
銀行間同士で為替の取引をしている市場。