元の語源は「万里の長城」のことだが、インサイダー取引の防止策の1つ。証券会社の引受部(あるいは法人部)には、企業のインサイダー情報が入ってくるが、それを同じ証券会社の営業部が利用して営業すれば、インサイダー取引に抵触する。そこで、引受部と営業部の間に情報が流れないようにつくられる壁(障壁)をチャイニーズ・ウォールという。
テクニカルアナリストともいう。チャート分析などのテクニカル分析を主に活用して、将来の市場動向を読むトレーダーのことを指す。
価格の動きをグラフ化したもの。株式投資をする上で、相場の転換点を知るための参考となる。チャートには大きく分けて、時系列チャートと非時系列チャートがある。(別名:ケイ線)
チャートパターンやテクニカルチャートを利用することで株価動向を分析すること。チャート分析は、経験則から、需給状態、投資家心理、サイクル、トレンドなどを分析していくもの。チャートパターンを分析する手法や、テクニカルチャートなどを援用していく分析方法など色々な手法がある。通常の投資判断の手順としては、ファンダメンタル分析で大まかな投資方針、投資銘柄を決定し、細かい投資タイミングはチャート分析を援用して判断していくことを原則としている。
相場の方向感が不規則で、たえず相場が不規則に変化している状態のことを表す。
東京証券取引所の第一部上場銘柄のうち、上場株式数6千万株以上2億株未満を中型株と分類して、株価指数を算出している。上場会社によって1単位の株数が異なるために、上場株式数×1000株/1単位の株式数を計算することで統一する。
各国の各銀行が為替取引を終えて、決済する時に使う銀行の事。中央銀行に各銀行は為替決済預け金口座を持っており、その口座への入金または引き落としを通じて決済される。
FRBの下 にある12の地区連邦準備銀行(地区連銀)。実際の中央銀行業務を行う。ニューヨーク・アトランタ・ボストン・シカゴ・クリーブランド・ダラス・カンザスシティー・ミネアポリス・フィラディルフィア・リッチモンド・サンフランシスコ・セントルイスの12地区連銀がある。FRB参照
特定地域が抱える政治的・軍事的な緊張の高まりが世界経済全体の先行きを不透明にすること。米連邦準備理事会(FRB)が2002年9月に出した声明文で触れてから、多く用いられるようになった。地政学的リスクが高まれば、地域紛争やテロへの懸念などにより、原油価格など商品市況の高騰、為替通貨の乱高下を招き、企業の投資活動や個人の消費者心理に悪影響を与え、経済活動の障害になる可能性がある。
日本企業が海外に生産や販売拠点としての現地法人を設立したり、海外企業を買収する目的の投資する事。外貨の需要要因となる。あるいはその逆で海外企業が日本に支社を設立したり、日本企業の買収を目的として投資する事も直接投資と考えられる。この場合は外貨の供給要因となる。
一般的に、かなりの期間上昇(下落)を続けてきた相場が、一旦小休止する局面を言う。
それまでの相場の動きとは、逆方向に短期的に動くこと。
終値チャートを26日分左へ平行移動した線。一般的に遅行線がローソク足を上抜けると、相場は上昇。下抜けると相場は下落と言われる。 基準線と並んで重要視されている。(⇒基準線、転換線)