福永先生のブログdeFXセミナー!第43回

今までRSI、ストキャスティクスとモメンタム系オシレーターチャートについて勉強してきました。
今回は、一味違うチャートの見方を解説していただきます。
どんなチャートか、名前から想像してみましょう!

みなさんこんにちは。トレードは上手くいっていますか?

本日、みなさんにお話しするのは、サイコロジカルラインについてです。
サイコロジカルと聞いて直ぐに、このチャートの意味を思い浮かべた人はすばらしいです。
そう、このサイコロジカルという意味は、「心理的な」という意味で使われる言葉です。

すなわち、このサイコロジカルラインは心理的な面から売り時や買い時のタイミングを考えようとして作られたチャートです。

心理的な面から?!
チャートで心理的な面を表せるなんて、びっくりです!

これまでお話ししたRSIやストキャスティクスは、価格変動の動向からモメンタム(勢い)と買われ過ぎや売られ過ぎを知ろうとしたチャートでしたが、このサイコロジカルラインは、前日比でプラスになっているのか、マイナスになっているかを星取表にして勝敗に直し、そこから売買タイミングを割り出そうとしたものです。

言い換えれば、このサイコロジカルラインも心理的な過熱感から、買われ過ぎや売られ過ぎといった売買タイミングを教えてくれるチャートの一つと言えるでしょう。

当日を含む過去12日間で前日比プラスを1勝とします。
また前日比マイナスの時を1敗とします。

たとえば、12日間のうち、10回前日比プラスの日があったとしますと・・・。

10回÷12日×100=83.33%

となります。

次に、12日間のうち、2回前日比プラスの日があったとしますと、こちらは・・・。

2回÷12日×100=16.66%

となります。
このように、前日比上昇、下落を何勝何敗として見ることによって、12日間の価格動向を客観的に見ることができるようにしたものなのです。
上記のように、
12日間で10回も上昇しているとすれば、買われ過ぎで心理的な過熱感が台頭してきていると考えられるでしょうし、
逆に12日間で2回しか上昇していなければ、心理的な面から売られ過ぎと考えられるということになります。

では、実際のチャートを見てみましょう。

今回は、傾向が良く表れている豪ドル/円のチャートでご紹介します。

豪ドル/円の高値や安値近辺と、サイコロジカルラインが示す買われ過ぎや売られ過ぎのシグナルがぴったりとマッチしているのが分かります。

豪ドル/円のサイコロジカルラインの右目盛りを見ると分かりますが、こちらもRSIやストキャスティクスト同様に0%から100%となっています。
また、どの水準を超えると売られ過ぎで、どの水準を下回ると売られ過ぎかといった範囲については、75%以上が買われ過ぎで25%以下が売られ過ぎと、ちょうどチャートに線を引いたあたりがそれぞれの水準と考えられています。

それぞれの水準を勝敗に直してみると75%は9勝3敗、また25%は3勝9敗となっており、勝敗面からも買われ過ぎや売られ過ぎの警戒信号であることが見てとれます。
でも、ここでひとつ疑問が出てきます。なぜ、12日間なのでしょうか?

この12日という数字ですが、実は株価の過去の勝敗から導き出されているのです。

株価というのは、日経平均株価です。
過去の日経平均株価の連敗記録は、1954/04/28 - 1954/05/18まで続いた15連敗が最高です。
また、連勝記録は1960/12/21 - 1961/01/11まで続いた14連勝です。

この15連敗や14連勝は、過去に一度しかありませんが、12連勝が3回で、それ以下の連勝記録は10回などがたくさんあるようです。

そこで、これらの連勝、連敗記録を元にサイコロジカルラインの日数を決めることとなったのです。

このようにしてサイコロジカルラインの期間が決められ、まず株価チャートに利用され、そのまま為替のチャートにも利用されることになりました。
ただ、ここでサイコロジカルラインを利用して売買を行うについて注意点があります。

今度は、ドル/円のチャートをご覧ください。
上記のチャートを見てみると、大まかな流れを捉える事はできそうですが、RSIやストキャスティクスのようにピンポイントで売買タイミングを捉えることは難しそうです。

なぜなら、価格変動の動きとサイコロジカルラインの動きが連動していないところが多く見られるからです。
ブルーの丸を付けたところを見ていただくと分かりますが、価格が高値や安値を付けている時とサイコロジカルラインが75%超えたり、25%を下回ったりするタイミングにズレが生じてしまっていたり、また、ズレだけでなく75%ラインや25%ラインに届かないことも多々あるため、売買タイミングを逃してしまうことにもなりかねません。

特に、スイングトレードで売買タイミングを外してしまうと利益が伸びないばかりか、損失が拡大してしまうことになりかねないので注意が必要と言えるでしょう。

サイコロジカルラインは、補完的なチャートとして見る方が良いかも知れません。

なるほど・・・。
サイコロジカルラインは大まかな流れを把握するために、サブで使うのが有効なのですね。

はい。その方が失敗が少なくなるのではないかと思います。
さて次回ですが、次回は、MACDについてお話ししたいと思います。

それではまた次回お会いしましょう。

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