
前回は、日足だけではなく5分足でも一目均衡表は適応できるのか検証しました。
今回は、前回の検証を引き続き行い結論に迫ります。
みなさんこんにちは。前回から一目均衡表総合化(番外編)をお話していますが、前回は「分足でも一目均衡表の考え方が当てはまるのか」、の検証の途中で終了していましたね。
はい。検証の結果が気になります。
分足は、時間が経ってしまうと消えてしまいますので、みなさん自身で検証することができなかったのではないでしょうか。お待たせして申し訳ありませんでしたが、早速結果を検証してみましょう。
上記のそれぞれの地点の値は以下のようになっていました。
【各点の値】
A点=92.056円
B点=92.270円
C点=92.155円
また、上記の各地点の値を元に導き出した計算値基本形の値が以下のようになりました。
【計算値の基本形】
V計算値=92.270円+(92.270円-92.155円)=92.385円
N計算値=92.155円+(92.270円-92.056円)=92.369円
E計算値=92.270円+(92.270円-92.056円)=92.484円
そして2E計算値の値は・・・。
2E計算値の予測値=92.486円+0.214円=92.700円
となりました。では、実際の上記チャートのD地点の値は・・・・・。
これもとても近い値になりました。D点の値はなんと、92.705円だったのです。2E計算値の予測値が92.700円ですから、誤差は0.005円となっています。もう、ほとんどずばりの値といっても良い水準かも知れませんね。
でも、私自身がこれほど美しい値になるのかと驚いているところですから、ひょっとするとみなさんの中には今回の近似値をご覧になって、過去に遡って説明しやすいところを持ってきたのではないかと思う方がいらっしゃるかも知れませんね。
でも、よく考えてみていただくとわかりますが、全ての通貨ペアを24時間監視して、且つこのような近似値を導き出すことはたぶん・・・。不可能とは言いませんが、相当難しいと思います。ちなみに私は目視でチェックしていますので、24時間監視するなんて体力も余裕もありません。ですから、私はここで導き出された値が偶然の産物とは考えられないのです。
もちろん、今回ここで紹介したような値にならないこともありますので、いつでもどのような時間でもこのように動くとは言い切れませんが、ここまで見たところでは5分足でも十分利用できそうですね。
では次に、前回お話したように、その他の計算方法による近似値も発見しました。その値と計算値をご紹介しましょう。それがどの部分かと言うと・・・。
上記のように、ちょうど2E計算値の値をつけたあとの山となっているところです。この2E計算値までは3波構成とお話しましたが、前回お話したE計算値で止まった後につけた次のN波動に応用計算値を使った近似値が見つかったのです。
ここでは、リアルタイムで動いていたことをはっきりさせるために、チャートに時間も記載してあります。
【各点の値】
a点=92.402円
b点=92.705円
c点=92.560円
また、上記の各地点の値を元に導き出した計算値基本形の値が以下のようになりました。
【計算値の基本形&応用計算値】
そして応用計算値は・・・。
と、以上のようになりました。
さあ、d点はここに導き出された値と合致するのでしょうか?では実際の値をご紹介します。実際に20時45分につけたd点の値は・・・・92.768円でした。
上記の値に近い計算値はあるでしょうか?どうも、先ほどまでのような誤差とは異なる大きく差となってしまっているようですね。
では、今回は役に立たなかったのでしょうか?
いいえ。そんなことはありません。みなさん、応用計算値で勉強したもう一つの計算方法を忘れていませんか?そうです。仲値計算値です。
上記の基本計算値の組み合わせでそれぞれの仲値を計算してみると・・・。
■仲値計算値のおさらいはこちら >>
【仲値計算値】
V計算値=92.705円+(92.705円-92.560円) =92.850円
V&Nの仲値計算値=(92.850円+92.863円)÷2=92.856円
N計算値=92.560円+(92.705円-92.402円) =92.863円
N&Eの仲値計算値=(92.863円+93.008円)÷2=92.935円
E計算値=92.705円+(92.705円-92.402円) =93.008円
V&Eの仲値計算値=(92.850円+93.008円)÷2=92.929円
ここまで見た中では近似値と言えるものはなさそうですね。では、NT計算値との仲値計算値を導き出してみましょう。
NT計算値=92.560+(92.560円-92.402円)=92.718円
【NT計算値との仲値計算】
V&NT計算値の仲値=(92.850円+92.718円)÷2=92.784円
N&NT計算値の仲値=(92.863円+92.718円)÷2=92.790円
E&NT計算値の仲値=(93.008円+92.718円)÷2=92.863円
いかがでしょうか?答えは出たみたいですね。冒頭に紹介した2E計算値の近似値との誤差とまでは行かないまでも、近似値が出ました。V計算値とNT計算値の仲値が92.784円で、実際の値が92.768円となっており、その誤差は0.016円と算出されたのです。
このように、2E計算値となる強いトレンドが発生した後もその勢いがまだ残っていたことから、もう一段の伸びがあったと解釈できそうですが、最後の一伸びは、結局V、N、Eといった計算値には届かず、もっとも弱いNT計算値とV計算値の間で価格が止まってしまったようです。
こうしてみると、今お話したように2E計算値の値を付けるような強い上昇を演じた後の最後の一伸びだったのかも知れませんね。その証拠に、実際のチャートご覧いただければわかりますが、このときの値が高値となってその後ドル/円は下降に向かってしまっているのです。
以下がそのドル/円チャートです。5分足では表示しきれないので60分足にしていますが、チャートの表示部分は同じですので、みなさんも確認してみてください。
本当にチャートで分析してみるといろいろなものが見えてきますね。
はい!いつも驚きます。
それでは次回ですが、分足での検証が1回だけでは回数が少ないので、次回も5分足で検証してみたいと思います。
このブログdeセミナーでご紹介しているように、チャート分析はリアルタイムで動いている価格を分析して予測を立てることに醍醐味があるわけですから、みなさんも是非自分で試してみてください。
それではまた次回もお楽しみに!!

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