福永先生のブログdeFXセミナー!第66回

第62回から3回に渡って一目均衡表の値幅観測論について勉強しました。
第66回からは値幅観測論の3つの計算値の使い方を教えていただきます。
計算値の使い方のポイントとは?

ここまで、一目均衡表の値幅観測論についてお話ししてきましたが、今回は一目均衡表の値幅観測論の実戦的な使い方についてお話しします。その前に全ての値幅予測の計算値基本型をもう一度おさらいしておきましょう。

一目均衡表の値幅観測論には、V計算値、N計算値、E計算値の3つがありました。
計算値の実践的な使い方が気になります。

値幅観測論の計算値基本型

これが、これまでお話ししてきた値幅計算値の基本型です。上段が上昇トレンドの時のパターンで、下段が下降トレンドの時のパターンでした。みなさん。ちゃんとこれらのパターンを覚えていましたか?忘れていた人は目に焼き付けておいてくださいね。

では、ここからは実戦的な使い方のポイントを何点か挙げていきたいと思います。

値幅計算を行う際のポイントとして最初に気をつけなければならないのは、トレンドの把握です。なぜなら、トレンドが上昇トレンドなのか、下降トレンドなのかによって、上記のパターンの上段と下段で計算の方法が変わってくるからです。

次に気をつけなければならないポイントとして挙げられるのが、どこを高値や安値とするかです。なぜなら、この高値や安値が決まらなければ、値幅予測ができないからです。

ここまでのところの値幅予測の手順をまとめます。
①トレンドを把握する

②高値、安値を決める
ここまでは、簡単にイメージ出来ると思いますが、ここからが実戦でのポイントです。それは、どの値幅計算値を当てはめればよいかという点です。全ての値幅を事前に計算することも考えられますが、それぞれの値幅を計算するのは大変ですよね。
でも、大丈夫です。それぞれの計算値に数値を当てはめて結果を見てみると、そこから考え方のヒントが分かります。
では、値を当てはめてそれぞれの計算値を出してみます。
V計算値のA値=95円、B値=93円
N計算値のA値=90円、B値=95円、C値=93円
E計算値のA値=90円、B値=95円

◯V計算値の目標値C=(95円-93円)+95円=97円
                               ( A - B ) + A  = C

◯N計算値の目標値D=(95円-90円)+93円=98円
                               ( B - A ) + C  = D

◯E計算値の目標値C=(95円-90円)+95円=100円
                               ( B - A ) + B  = C

それぞれ、以上のような結果となりました。ここで算出された結果を見て分かることは・・・・。
V(97円)<N(98円)<E(100円)

となって、V計算値の結果が最も小さく、E計算値が最も大きなものになることが分かります。
すなわち、最初にトレンドを把握し、高値、安値を決めた後は、最小値として考えられる値がV計算値で、最大値として考えられる値がE計算値ということになるのです。

なるほど!
全ての計算式を当てはめるのは大変ですが、目安があれば考えやすいですね。

このように考えれば、一旦安値を付けて価格が戻し始めたところ(押し目=V計算値ではB)から目標値を計算し、それを超えてくるようであれば、N、Eというように段階的に価格の幅を広げていけば良いということになるのではないでしょうか。

また、V計算値とN&E計算値の型に注目してください。V計算値(上昇トレンド)の場合、下落幅が大きく、逆にNやE計算値の場合、下落幅が小さいと言った特徴も見られます。

したがって、価格の下落(押し)の部分(N計算値ではCの部分)の値幅が小さければV計算値を除外し、NやE計算値で考えると言ったことが可能となるのではないでしょうか。こう考えれば、V、N、Eを全て計算する必要は無くなると思われます。
さらに、こういう考え方もできそうです。

先ほど実際に計算した結果のように、計算値はEの値が最も大きいわけですから、相場を動かす材料のインパクトが大きいと思われる場合、最初からE計算値を目標にするというようなことができるかもしれません。
【相場を動かす材料】
◯インパクト大=E計算値
◯インパクト中=N計算値
◯インパクト小=V計算値
以上のような考え方も有効なのではないでしょうか。
このチャートを使って、先ほどお話ししたアプローチで考えた場合、まずトレンドの把握が必要となりますが、みなさん、このチャートをみて上昇、下降、どちらのトレンドと思われるでしょうか?
このまま円安に向かうとする場合(上昇トレンド)と考える人は、V計算値が考えられそうです。なぜなら、価格の押し(青い◯)が深いからです。

一方で、青い◯をつけた部分を下回り、下降トレンド継続と考えた場合、これもV計算値、または8月7日の高値を起点としたN計算値やE計算値が考えられるかも知れません。
さて、結果がどうなるか。みなさんも今後のトレンドと値幅計算値を使って、目標価格を予測してみてください。

計算値を使って予想するのは楽しいですね。
チャートが実際にどちらに向かうか気になります!

さて、次回ですが、これまでにご紹介した3つの計算値以外の計算値についてご紹介したいと思います。

それではまた。

それぞれの計算値基本型をまずはしっかりと覚えることが大事ですね。3つの計算値以外の計算値も気になります。福永先生、ありがとうございました!LEVEL UP!!
本サイトはお客様へのアドバイスや店頭外国為替証拠金取引及びその他取引の勧誘等を目的としたものではありません。
投資運用のご判断はお客様ご自身の責任において行ってください。
ブログへ戻る
前へ   次へ

【取引に関する注意事項】
■店頭外国為替証拠金取引「みんなのFX」及び店頭外国為替オプション取引「みんなのバイナリー」は金融商品取引法に規定される店頭デリバティブ取引です。本取引は元本や利益を保証するものではなく、相場の変動等により損失が生ずる場合がございます。お取引にあたっては契約締結前交付書面及び約款を十分にご理解頂き、ご自身の責任と判断にてお願いいたします。■証拠金必要額は、各通貨のレートを基に、個人のお客様はお取引額の4%(レバレッジ25倍)以上、法人のお客様はお取引額の0.25%(レバレッジ400倍)以上となります。また、新規注文時に必要な証拠金は証拠金必要額の105%とさせていただきます。■レバレッジの効果により預託する証拠金の額以上の取引が可能となりますが、預託した証拠金の額を上回る損失が発生するおそれがございます。■取引手数料および口座維持費は無料です。■スワップポイントは金利情勢等に応じて日々変化するため、受取又は支払の金額が変動したり、受け払いの方向が逆転する可能性がございます。■当社が提示する売付価格と買付価格には価格差(スプレッド)がございます。当社が広告で表示している「みんなのFX」のスプレッドは、通常時であり、指標発表時や相場の変動時、流動性が低下している状況により、やむを得ずスプレッドが拡大する場合もございます。またマーケットオープン・クローズ時は取引が成立しづらい場合がございます。お客様の約定結果による実質的なスプレッドが当社が広告で表示している「みんなのFX」のスプレッドと必ずしも合致しない場合もございます。お取引に際して、当社が広告で表示している「みんなのFX」のスプレッドを保証するものではありません。■ロスカットルールは、必ずしもお客様の損失を限定するものではなく、相場変動等により、預託した証拠金以上の損失が発生するおそれがございます。■「みんなのバイナリー」は満期日が到来すると自動行使されるヨーロピアンタイプのバイナリーオプション取引です。オプション料を支払うことで将来の一定の権利を購入する取引であることから、その権利が消滅した場合、支払ったオプション料の全額を失うこととなります。購入金額は1Lotあたり50円から990円となり、取引手数料は無料です。相場の変動により当社が提示する購入金額(チケット)よりもお客様に不利な金額で購入が成立する場合があります。また当社の負うリスクの度合いによっては注文の一部もしくは全部を受け付けられない場合がございます。

トレイダーズ証券株式会社 第一種及び第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第123号
加入している協会:日本証券業協会 社団法人金融先物取引業協会