
前回のセミナーでは、スイスの国事情について勉強しました。
スイスフランのチャートでは、ある時点から急激に価格が下落していることがわかりました。
一体その原因はなんなのでしょうか?
今週は、スイスフランが下落した背景についてお話をしていきたいと思います。
いつ頃からスイスフランが下落したのか、もう一度チャートを見て確認してみましょう。
前回のセミナーのチャートで、あまりにも急激な下落に驚きました!
観光立国のスイスになにが起こったのでしょうか?
08年7月には、もう米国ではサブプライム問題が騒がれていましたね。
スイスフランは始めのうちは影響ないように見えますが・・・
そうですね。これを見ると、スイスフランはサブプライム問題に揺れるドルとは対照的に、堅調に推移していたことがわかります。
スイスフランは、前回ご紹介したように観光立国という国の成り立ちから、サブプライム問題とは無関係と思われていたようです。
また、その証拠にスイスフランが堅調に推移していた6月下旬頃まで、好景気を持続させるために、利上げを行うのではないかとマーケットでは考えられていたのです。
しかし、実際には利上げを行わなかった(行えなかった?)ことから、スイスフランの推移は変調をきたすことになりました。
安定のイメージがあるスイスにまで大きな影響が・・・。
でも、普段の生活であまり情報を耳にすることがない国だと、イメージで判断しがちですが、実際は大きく異なる場合があるということですね。
そうですね。エリリンの言う通り、情報があまりない国に対しては、イメージ先行となりがちだと思います。
したがって、以上のことから、FX取引を行う際は、イメージ先行ではなく、その国の背景や経済状況などをしっかりチェックしておく必要があるということをお分かりいただけましたでしょうか。
さて、世界の金融機関がここまでつながっているとなると、そのほかの国の通貨の動きも気になりますね。
次回は、カナダドルについてお話したいと思います。次回もお楽しみに!!

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