市場流動性のこと。豊富に取引されていて、世界中に多くの市場参加者が存在しており、いつでも売買したい時に、すぐにその時の気配値で取引が可能なことをリクイディティ(流動性)が有る、という。参加者が少なく、自由に売買ができないような状態をリクイディティがないという。
リスクとは投資収益率(リターン)の不確実性と定義する事ができる。リターンの不確実性はリターンのブレの大きさで判断される。リスクとリターンは一般的に比例の関係にあり、具体的にはリターンの小さいものはリスクが少ない。リターンの大きいものはリスクが大きい、となる。
損失を限定するために、トレードにルールを設けること
金融機関が直面する近年の様々なリスク(信用リスク、市場リスク、カントリー・リスク、決済リスク、流動性リスク、事務リスク、法務リスク、システム・リスク、風評リスクなど)のカバーするためにコンプライアンス体制やリスク管理体制をとること。英語ではRisk Conrolという。
景気後退のことである。好景気が中断し、生産活動の低下や失業率の上昇などが発生する現象で、さらに進行すると不況になる。アメリカでは、全米経済研究所による実質国民総生産が対前年比で2四半期以上、連続して減少した時をリセッションと定義している。
チャート分析の逆三尊のこと。ヘッド・アンド・ショルダーズとは逆のチャートパターンの一つで、3つの谷を形成する典型的な底打ちの形。
デフレーションを抜けたがインフレーションになっていない状態をリフレーションという。計画的に統制された通貨の膨張のこと。
指値注文の1つ。売買注文を出す時、"いくらで買う"、"いくらで売る"というように、取引したい価格を指定する注文方法のこと。提示されている仕切値から保有ポジションに対し有利な特定レートで決済しようとするとき、あらかじめそのレートを入力しておく注文のこと。狙った価格に下がったところで買いたい、あるいは、上がったところで売りたい時に使用する。
為替相場の見通しによって、為替決済を早めたり遅らせたりする操作を指す。本来は輸出入取引に使われる事が多い用語だが、同様の操作は貿易外取引や資本取引にも起こっている。単に為替投機取引とも言う。
指値注文のこと。顧客が銀行などに、値段を指定して売り買いの注文を依頼し、預けてあるオーダーのこと。
同じ銘柄の買いと売りを両方持つこと。両建てとなっている部分については、相場の変動による利益も損失も生じない。理論的には、両建てせずに決済した場合と結果は同じになる。店頭外国為替証拠金取引では変動差損益は発生しないが、両建の状態の期間分スワップが差引きで支払いとなる。
利益部分を現実化(確定)すること。 「利食い売り」ともいう。
相場の変動を利用した売買差額の利益のこと。為替相場の場合は買い相場(ビッド・レート)と売り相場(オファー・レート)の差額を意味する。
利益確定のこと。反対売買。
売買が極端に少ない銘柄や、人気薄の銘柄を換金する際、流動性が低く取引相手がいない為に、希望した価格よりも下回った金額でしか売れない可能性のあるリスク
資金の供給量に着目して行われる金融政策のことを指す。日銀が、市場に資金供給を徹底的に行い、市場の資金需給を大幅余剰にすることにより、金融緩和効果をもたらそうというもの。