じりじり下がってきた相場がひときわ安くなること。
じりじり上がってきた相場がひときわ高くなること。
下落相場の過程で急激に大底をつける場合は少なく、数度にわたって底をつける。その際の一番底をいう。二番底、三番底もよくつかわれる。
ペンネーム、一目山人(本名:細田悟一)氏が考案した、日本を代表するチャート分析手法のこと。まだコンピュータのなかった昭和初期に多くの人手をかけて開発された時間の概念を取り入れたチャート。基準線、転換線、遅行スパン、先行スパンa、先行スパンbで作られる抵抗帯(雲)と呼ばれる価帯を、ローソク足と比較して価格水準を判断する。相場は、均衡が破れたほうに動くという考えに基づいている。
平成10年12月1日から新たに導入された信用取引で、品貸料及び弁済の期限等について証券会社と顧客との間で合意した内容に従って行う信用取引を言う。
最も優先する指値注文(買注文であれば最も高い指値買注文、売注文であれば最も安い指値売注文)が行われている値段を表す気配を指す。
安値で売った後に相場が上がる。または高値で買った後に相場が下がって、損計算となってしまった状況で、決済できなくなってしまった建玉のことを言う。
海外の通貨当局に介入を依頼すること。介入参照
信用取引又は発行日決済取引による売買が成立したとき、顧客が、売買約定日の翌々日の正午までに、証券会社に差し入れなければならない担保のこと。
顧客が証券会社に差し入れた信用取引の委託保証金の額は、その後の相場の変動による計算上の損失額等を差し引いて計算するため、減少する場合がある。この委託保証金の額は約定値段に対して一定の率以上を維持しなくてはならないが、この率を委託保証金維持率と言う。
顧客が取引参加者等に売買等を委託し、それが成立した場合に、顧客が取引参加者等にその対価として支払う手数料のことを言う。平成11年10月1日から委託手数料は自由化されている。
取引所の非会員が商品取引を行うとき、商品取引会社に取引の担保として預け入れるお金のこと。委託本証拠金、委託追証拠金、委託定時増証拠金、委託臨時増証拠金の4種類。
価格の変動により、当初の証拠金だけでは担保不足になったときに、既存の建玉を維持するために追加する証拠金のこと。略して「追証(おいしょう)」とも言う。
相場が自分の思う通りに動かない、もしくは変動が少ないため相場や自分の抱えている売買玉に悲観気分を持つこと。または悪材料が出たときこれを嫌うことをいう。
取引参加者からの売買注文を記録する、銘柄別の注文控えのことを「板」と呼ぶ。
取引所が提示した値段に対して、会員の売り注文と買い注文を一斉に集め、売り注文数 と買い注文数が一致するまで、取引所が価格を上下させ、売り注文数と買い注文数が一致した価格で、すべての注文を成立させる取引方式。
移動平均乖離率は、現在のプライスとどれだけ離れているかを数値化したテクニカル指標。大幅なかい離があれば買い戻しが入るため、買われすぎや売られすぎの判断材料になる。一般的に5日移動平均線で10%以上、25日移動平均線で15~25%以上のかい離があると反発してくると判断し逆張りで入ったり、利食いでの決済の目安になる。
米国のグランビル氏の考案によるチャートの1つで、価格の推移を表記しその動きを表したもの。過去の一定期間の日数の平均価格を計算し、これを毎日継続して算出した平均値を折れ線グラフに描いたもの。たとえば、昨日の株価が200円、今日の株価が300円の場合、過去2日間の平均値は250円となる。この計算を1日ずつ移動していって平均値を計算するところから、移動平均線と呼ばれている。
証券会社が、投資家の指示に従い、投資家より保管していた株式などを投資家に返却せずに、他の証券会社に預け替えをすること。外国株式の場合は、自社のカストディアンより、預け替えする証券会社のカストディアンへ移管される。
ローソク足において、始値よりも終値の方が安い線。白黒のチャートでは黒塗りの線。