ドル円様子見の動き、豪RBA政策金利に注目
-前営業日サマリー-
ドル円は、145.43円でオープン。東京市場では、やや上昇基調で始まるも東京株式市場オープンになると同時に失速。その後は方向感を欠く展開が続きました。ロンドン市場では、145円を割り込みやや軟調な地合い。一時145円の大台を回復するも上値の重たい展開が続きました。NY市場では、引き続き軟調な地合い。じりじりと円買い方向へ動き144.84円で取引を終えました。
-ドル円様子見の動き、豪RBA政策金利に注目-
本日のイベントは、豪RBA政策金利、豪ブロックRBA総裁の発言、加消費者物価指数、そのほか米コリンズ ボストン連銀総裁の発言、米ムサレム セントルイス連銀総裁の発言、米クーグラーFRB理事の発言などボードメンバーの発言が多数控えます。
足元のドル円は、狭い値幅で軟調な動きが目立ちつつあります。今週は赤沢経済再生相が第3回目となる日米関税交渉を検討しているほか、加藤財務相もベッセント財務長官と会談する予定となっており、これらの交渉を前に様子見の動きとなっている可能性も否めません。ドル円は145円付近が目先のレジスタンスとして意識されて押し戻されているほか、1時間足チャートで見たボリンジャーバンドが全体的にスクイズしているため、ヘッドラインなしで大きな値動きはあまり期待できないかもしれません。
本日注目しておきたいRBA政策金利は0.25%の利下げ予想。豪ドルに関連する通貨ペアは豪ドル売りの流れには警戒しておきたいです。