日銀 年内利上げか
-前営業日サマリー-
ドル円は、146.97円でオープン。東京市場では、日銀の利上げ期待が後退する形となって円売りが強まり、ドル円は上昇。ロンドン市場では、来週の日銀決定会合を控えて観測報道に反応。大きく上下に振れる相場展開となりました。NY市場では、序盤こそ買い戻しが優勢だったものの、米長期金利が低下したのを背景に売り戻しとなり、147.66円で取引を終えました。
-日銀 年内利上げか-
本日は特段注目度の高い経済指標は予定されていないものの、引き続きヘッドラインには警戒しておきたいです
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日米の金融政策発表が近づいていることから、今週はボラタイルな相場展開も想定しておきたいです。30-31日には日銀の金融政策決定会合、29-30日にはFOMCと目が離せません。特に日銀の金融政策に関して、先週は観測報道によって年内にも利上げできる環境が整う可能性があると伝わりました。7月会合に関しては、事前報道があったように利上げ見送りの公算が高いものの、今後の政策運営に関して植田日銀総裁から何かしらのアナウンスがみられれば、荒い相場展開となるかもしれません。
FOMC、日銀会合、石破首相の進退と注目すべき材料が多い中、今週もヘッドラインや指標結果を注視しながら、取引に臨んでいきたいです。