FXレポート

米JOLTS求人に注目

-前営業日サマリー-
 ドル円は、143.62円でオープン。東京市場では、上値・下値ともに値動きが限定的で方向感に欠ける相場展開となり、ドル円は143円台での推移が続きました。ロンドン市場でも目立った方向性を見せずに交錯した売買が継続。ただ、NY時間にはいると米長期金利の低下とともにドル安傾向となり、ドル円は142円台前半まで下押し。そのまま、142.08円で取引を終えました。

-米JOLTS求人に注目
 本日のイベントは、米消費者信頼感指数、米JOLTS求人とNY時間にて指標発表が予定されています。
 注目を集めた日米財務相会談で特段ドル高・円安を是正するような要望はなかったのに加え、トランプ大統領がパウエルFRB議長を解任する意図はないとの発言をしたことで為替相場はいったんの落ち着きを見せています。ただ、この落ち着きも一時的である可能性は高く、今週は米労働指標が発表されることから、FRBの政策見通しも揺れ動きやすく注意が必要です。そんな中で本日は、米JOLTS求人の発表が予定されています。雇用統計の先行指標となるため結果の強弱には注目しておきたいです。仮に予想を下回る弱い内容となればドル円は軟調な推移となり、140円の節目も再び視野に入りそうです。

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