FXレポート

3者会合実施 高まる介入警戒感

-前日サマリー-
 ドル円は151.54円でオープン。東京市場では、比較的タカ派とみられていた田村日銀審議委員が「当面緩和的な金融環境が継続する」とハト派的な発言をしたことで円売りが優勢の地合いとなり、151.97円まで上昇。ただ、鈴木財務相の断固たる措置などの発言もあって介入警戒感が高まり、152円手前では売り戻される展開となりました。ロンドン市場では、財務省、金融庁、日銀による三者会合が開催されると報じられたことで介入警戒感の強まりから円買いの反応となり、ドル円は151円手前まで下押しました。NY市場では、151円の節目をサポートにして底堅い推移となり、そのまま151.28円で取引を終えました。

-3者会合実施 高まる介入警戒感-
 本日のイベントは、日BOJ主な意見、豪小売売上高、加GDP、米新規失業保険申請件数、米第4四半期GDP、米ミシガン大消費者信頼感指数、米中古住宅販売保留が予定されており、メキシコは休場となります。
 足元のドル円が1990年7月以来34年ぶりとなる円安水準となる中で財務省と金融庁、日銀は国債金融市場に関する情報交換会合、いわゆる3者会合を開きました。会合後、神田財務官は「(為替介入可能性について)文字通りあらゆる手段を排除しない」と発言し、為替市場では介入警戒感の高まりから円高方向に大きく振れる動きとなりました。2022年の動きを確認してみると9月8日に3者会合が開かれ、その後、9月14日にレートチェック、同月22日に3者会合から1~1.5円ほど円安の水準で実弾介入が実施されています。過去の展開を踏まえると152円を突破し、153円に迫るような値動きを見せた場合には実弾介入も可能性があるとみてヘッドラインにはより注意してみておく必要がありそうです。ドル円は3者会合を受けて円高に振れたものの、依然として151円の高値圏で底堅く推移しています。週末はPCEデフレーターなど注目度の高い米経済指標も予定されており、結果次第では152円を突破する円安シナリオは十分に考えられます。しばらくは目の離せない相場展開となりそうです。

知りたい語句を入力して、検索ボタンを押してください

トレイダーズ証券

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第123号 加入協会 日本証券業協会 金融先物取引業協会 第二種金融商品取引業協会 日本投資顧問業協会 トレイダーズ証券は、上場企業トレイダーズホールディングス(スタンダード市場上場8704)の100%子会社です。