FXレポート

欧米各国のPMI 米サービス業PMIに注目

-前営業日サマリー-
 ドル円は142.81円でオープン。東京市場では昨晩にFOMCで来年の利下げ見通しが示され、パウエルFRB議長が利下げに言及したことを受けてのドル売りの流れを加速させました。また、本邦20年物国債の入札が不調となり長期金利が上昇したことも円買いを後押しして一時140.95円まで下値を切り下げました。ロンドン市場では141.7円を挟んで約1円幅での値動きとなりました。途中一時142円台を回復するも、その後はじりじりと上値を切り下げて141円台前半での底堅い推移となりました。NY市場では米11月小売売上高や米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると142.27円まで買い戻されたものの戻りは鈍く、米長期金利低下に連れて141.4円付近まで押し戻されました。その後はじり高で142.0円付近まで上昇しましたが、141.92円で取引を終えました。

-欧米各国のPMI 米サービス業PMIに注目 -
 本日のイベントは、欧米各国PMI(購買担当者景気指数 速報値)、米NY連銀製造業景気指数、米鉱工業生産、加マックレムBOC総裁発言などが予定されていいます。
 欧米各国のPMI速報値は、仏・独・欧・英では製造業PMI・サービス業PMI共に前回を上回る予想となっていますが、景気拡大/後退の分岐点となる50を上回るのは英サービス業PMIの51.0(前回50.9)のみとなっています。一方、米PMIは、製造業PMIが49.1(前回49.4)、サービス業50.5(前回50.8)と共に前回を下回る予想となっています。
 米・欧・英では政策金利発表を終えたばかりであり、今回のPMI発表結果をきっかけとして大きなトレンドが生じる可能性は低いと考えられますが、米サービス業PMIが50.0を割り込む結果となった場合には、これまで製造業の縮小分を堅調なサービス業がカバーしてきたという見方もあることから、景気後退観測が強まることでドル売りの動意になりうることも想定して取引に臨みたいです。
 
 

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