FXレポート

ディスインフレのペースは鈍化 本日は米小売売上高に注目

-前日サマリー-
 ドル円は132.38円でオープン。東京市場では米CPIの結果を前に行き過ぎたドル買いへの調整意識から米長期金利の低下とともに131.78円までのドル売りが進むも、ロンドン時間に入ると欧州株や米株先物の底堅い推移を支えとしながらリスク選考的な円売りが見られ、ドル円は132.34円まで買い戻されました。NY市場では米CPIが予想を上振れる結果となったことで、米長期金利の上昇とともに133円を超える動きとなり、133.05円で取引を終えました。

-ディスインフレのペースは鈍化 本日は米小売売上高に注目-
 本日のイベントは豪ロウRBA総裁発言、英消費者物価指数、英小売物価指数、英生産者物価指数、米小売売上高、米NY連銀製造業景気指数、欧ラガルドECB総裁発言が予定されています。
 米労務省が公表した1月の米CPIは前年同月比で前回値+6.5%から+6.4%、コア指数は前回値+5.7%から+5.6%ととなり、引き続き米国のインフレ鈍化が確認されました。しかし、市場予想をわずかに上振れたことで米長期金利が1月5日以来の高水準となる3.79%まで上昇し、ドル円も133円を超える動きを見せています。今回はインフレのピークとなった昨年6月から見ると低下幅が最小となり、ディスインフレのペースが遅くなっている状況も見てとれる結果となりました。インフレが今年十分に低下し、FRBが利下げに着手するとの楽観論は幾らか後退したといえます。ローガン米ダラス連銀総裁もこれを受けて「必要であれば予想以上に長く利上げを続ける用意が必要」だとタカ派な発言をしており、利上げ継続可能性が高まったことによるドル円の上昇シナリオも強まっています。
 本日公表の米小売売上高は、市場予想では+1.8%と前回値の-1.1%からの回復が見込まれています。仮に昨日の米CPIに引き続き予想を上振れる結果となった場合はドル高の動きを一段加速させることが想定できるため、アップサイドへの動きを強める可能性を考慮しつつ、本日も取引に臨みたいです。

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