FXレポート

ユーロドルのパリティ挑戦、ドル円への影響も

-前日サマリー-
 米ドルの上昇、ユーロの下落が目立つ相場でした。
 ドル円は135.05円でスタート。東京・ロンドン市場では、米長期金利に左右されるように134.70円から135.40円の広いレンジで一進一退の値動きが続きました。21時半に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数が+6.2と予想(-5.0)に反して改善、またFOMCメンバーでタカ派スタンスのブラード・セントルイス連銀総裁が「9月会合の0.75%利上げ」を支持したことが材料視されドル買いが集まる相場へ、ドル円は135.89円まで上昇しました。
 ユーロドルは1.0176ドルでスタート。ECB要人からユーロ圏経済について消極的な見通しの発言が出たことで、ユーロ買いが出にくい相場が続きました。一方で好調な米国経済指標とFRB要人のタカ派発言を受けたドル買いが目立つ相場で、ユーロドルは節目の1.01ドル割れ、ロスカットを巻き込みながら1.008ドルへ、1カ月ぶり安値まで下落しました。

-ユーロドルのパリティ挑戦、ドル円への影響も-
 本日のイベントは、日本消費者物価指数(CPI)、英小売売上高、カナダ小売売上高が予定されています。
 FRB要人の発言と強い米経済指標が意識され、ドル高のマーケットになりました。ドル円は、15日(月)の133円から136円辺りへ3円上昇しています。ただここで注目したいのは、ユーロドルの動向です。ユーロドルは世界で最も取引量の多い通貨ペアのため、ユーロドルの値動きがドル円などの他通貨ペアの値動きに影響を与える可能性が考えられます。ユーロドルの値動きの中で特に注目したい水準は、パリティ(ユーロドルが1.0ドル)に挑戦する動きです。7月に一時パリティ割れとなりましたが、パリティ近辺ではオプションなどの思惑で上昇方向へ反発する場面や、パリティ割れのタイミングにロスカットを巻き込む形で大きく下落するような、荒い値動きが目立ちました。ユーロドルは世界で最も取引量が多い通貨ペアということもあり、これらの値動きによるドル高・ドル安の圧力は、ドル円などの他の通貨ペアへある程度影響するだろうと考えられます。ドル高の場面ではユーロドルの水準も確認しながら、本日は取引に挑みたいです。

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