FXレポート

ドル円上昇の鈍化

-前日サマリー-
 東京市場でのドル円は113.58円でスタート。時間外の米10年債利回りが1.56%台とNY引け水準より低下して始まったことが重しとなり、113.50円割れまでドル売りが先行しました。しかし軟調にスタートした日経平均がプラス圏まで切り返すと113.50円台で下げ渋りを見せましたが戻り幅は限定的でした。また、東京仲値にかけて再び上値が重くなり、113.40円まで下落する場面も見られました。ロンドン市場に入ると買いが先行、17時時点ではドル円が113.57円と東京時間の水準と比べると15銭ほどドル高の水準でした。21時半に発表された米消費者物価指数(CPI)が予想をやや上回り、指標発表後には米長期金利の上昇とともにドル買いの反応が見られ、前営業日高値の113.79円をわずかに上抜けて、一時113.80円をつけるなど2018年12月以来の高値を更新しましたが、米長期金利の上昇が一服すると113.50円台まで押し戻され、買いの流れが一服しました。ニューヨーク市場に入ると一転してドル円は下落基調になり一時は113.23円をつけましたが、その後反発し113.40円付近まで値を戻しました。道中FOMC議事要旨がありテーパリングの開始時期と開始条件が整った旨の内容が明記されていましたが市場の反応は限定的、その後急激に113.26円まで下落し目立った反発もなく113.26円で取引を終える形となりました。

-ドル円上昇の鈍化-
 本日のイベントは、米)ボウマンFRB理事の発言、ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、豪)失業率、中)消費者物価指数、米)新規失業保険申請件数が予定されていることに加え、昨日のJPモルガンの発表に続き、本日も米大手金融機関のからバンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー、シティグループが第3四半期の決算を発表します。米大手金融機関から3社決算発表があるほか、投票権を持つ要人達の発言が多く控えているため、米国を中心に材料が降りてくる一日となりそうです。ドル円の方は高値を更新する場面こそ見られたものの昨日を境に上昇の流れがやや鈍化してきており、終値のドル円レートが始値より30銭近く安かったこともあり、材料の内容次第では上昇基調だったドル円の流れが大きく変わる可能性も考えられます。

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