FXレポート

FRBピボットの兆し?ドル安トレンドがここから始まる可能性

-前営業日サマリー-
 ドル円は148.61円でオープン。東京市場では、月末フロー絡みの円買いが優勢、ドル円は147.97円まで下落しました。ロンドン市場では、円が売り戻される流れ、ドル円は148.82円まで自律反発しました。ニューヨーク市場では、ウォラーFRB理事が数か月後の利下げ可能性に言及してドル安へ、ドル円は一時147.33円まで下落したのち、147.46円で取引を終えました。

-FRBピボットの兆し?ドル安トレンドがここから始まる可能性-
 本日のイベントは、豪CPI(消費者物価指数)、ニュージーランド政策金利、独CPI(消費者物価指数)、米GDP(7-9月期・改定値)、ベイリーBOE総裁発言、米メスター・クリープランド連銀総裁発言、米ベージュブックが予定されています。
 昨夜、ウォラーFRB理事が「インフレ率がさらに数カ月間低下し続ければ、政策金利を引き下げる根拠は十分にある」と発言して、マーケットではドル安となりました。同氏はFOMCボードメンバーの中でタカ派として知られていたため、ハト派発言自体がサプライズではありましたが、これまでのFRB要人らは「利下げ議論は時期尚早」というスタンスは全メンバー共通だったため、利下げ可能性の言及はサプライズとして大きいものだと考えられます。
 次回FOMCを12月に控えて、FRB要人らが公の場で発言を控える「ブラックアウト期間」が来週から始まるため、今週のFRB要人の発言が次回FOMCの最後のヒントとなります。次回FOMCでは、四半期に一度公表されるFOMCメンバーの政策金利見通し(ドットチャート)が公表予定です。来年以降どの程度のペースで利下げするかというポイントは、現在のマーケットで関心を集めていることの一つ、今週は金曜に発言予定のパウエルFRB議長のほか、利下げ可能性に言及するボードメンバーが増えれば、FRBのピボット(政策転換)を織込む流れが本格化することが予想されます。
 円安トレンドの行方は日銀次第かもしれませんが、FRBピボットの織込み本格化と昨年末のようなドル安トレンドスタートのシナリオも想定しながら、本日も取引に挑みたいです。

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