一段落した中東リスク
-前営業日サマリー-
ドル円は146.10円でオープン。東京・ロンドン時間では、中東リスクの緩和により、安全資産への選好が後退し、ドルは軟調に推移しました。NY時間では、パウエルFRB議長が早期利下げの可能性に言及したことも、さらにドル安を一段と後押しし、144.88円で取引を終えました。
-一段落した中東リスク-
本日は、ニュージーランドの貿易収支やオーストラリアの5月CPI、米国の新築住宅販売件数に加えて、田村日銀審議委員・パウエルFRB議長の発言が予定されております。
イランとイスラエルは停戦を発表しましたが、小規模な衝突はなお続いている模様です。突発的なヘッドラインには引き続き注意したいです。また、本日もパウエル議長の発言が予定されていますが、昨日からスタンスが大きく変化することはないと見られます。落ち着いた相場展開を期待したいです。