FXレポート

FRBボードメンバーは市場予想以上に積極的利上げを意識か

-前日サマリー-
 ドル円は139.48円でオープン。東京市場では、時間外の米10年債利回りが下落したことで一時139.30円まで下落。しかしNY時間に入ると、米10年債利回りの反発や欧米株価の下落によるリスクオフのドル買い、ブラード・セントルイス連銀総裁のタカ派発言によって、一時140.74円まで上昇しました。その後、米株が持ち直しリスクオフのドル売りで、一時的に円高に振れるも長くは続かず、140.18円で取引を終えました。

 

-FRBボードメンバーは市場予想以上に積極的利上げを意識か-
 本日のイベントは、日本全国消費者物価指数(CPI)、英小売売上高、ラガルドECB総裁の発言、米中古住宅販売件数、米景気先行指数が予定されています。
 昨日、タカ派で知られるブラード・セントルイス連銀総裁は、FF金利誘導目標について「5.00%-5.25%は最低水準だ」と述べ、十分に制約的な水準にはまだ達していないとしたうえで、7%の可能性にも言及しました。その後発表された米前週分新規失業保険申請件数は22.2万件と市場予想を下回り、労働市場の強さが改めて示されたことで、ブラード・セントルイス連銀総裁のタカ派発言を後押しする結果となりました。
 本日は米10月中古住宅販売件数の発表を控えており、市場予想は-7.4%と前回の-1.5%から大幅に下落すると見込まれています。もし中古住宅販売件数が市場予想を上回り、不動産市場が依然強いことが示された場合、ブラード・セントルイス連銀総裁のタカ派発言はさらに現実味を帯びてくるかもしれません。市場は現在、12月に0.5%、2月に0.25%-0.5%の利上げを想定しており、FOMCでタカ派優勢となれば、再び利上げ幅の上昇が意識されドル円が150円を目指すシナリオも考えられます。景気の転換ポイントが近づいてきている分、米国経済指標等を丁寧に確認しながら、本日も取引に挑みたいです。

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