FXレポート

FOMCを控えドル円は堅調推移か

-先週サマリー-
 先週の為替市場はドル安円安に傾く。新型コロナウイルスのオミクロン株が感染力は高く世界に広がりをみせているものの、重症化や死亡例がなくワクチン効果の期待も高いとの見方からマーケットはリスクオンになりました。ドル円は112.85円から一時113.95円まで上昇するなど総じて堅調な展開でした。また、米経済指標も新規失業保険申請件数と消費者物価指数が歴史的な好結果となり、インフレに対処するためテーパリングの加速が意識される一週間となりました。

-FOMCを控えドル円は堅調推移か-
 本日のイベントは日銀短観、トルコ鉱工業生産が予定されています。いよいよ15日に米金融政策のFOMCが発表され資産購入プログラムのテーパリング加速が検討及び決定される公算が高くなっています。高いインフレに関して、パウエルFRB議長は「一時的」との見方を示していましたが、先々週の上院下院での報告会で「一時的」を撤回しテーパリングを検討するとしました。米雇用情勢や消費者物価指数の動向を見ても、インフレを示すデータが並んでおり、今回のFOMCではテーパリングの規模に焦点が集まりそうです。市場予想では11月と12月の150億ドルから、来年1月以降は300億ドルに倍増されると予想も出ており、予想を大きく外さない限りはドル円は比較的に堅調に推移するのではないでしょうか。一方で、懸念材料としてはウクライナ問題や北京オリンピックを取り巻くロシア中国との関係悪化による地政学リスクに引き続き警戒しておきたいです。

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