FXレポート

米雇用統計、テーパリングの行方は?

-前日サマリー-

 東京市場では、東京仲値にかけてドル円は高値の110.11円から一時109.92円まで円高になりました。ロンドン市場では、米新規失業保険申請件数が34万件と予想以上の改善、パンデミック以降最も改善された水準でしたが為替市場への影響は限定的、ドル円は110.07円から109.95円のレンジ相場となりました。ニューヨーク市場では、米雇用統計を控えた持ち高調整的な動きからドル円は小幅に下落して、109.93円で取引を終えました。

-米雇用統計、テーパリングの行方は?-
 本日のイベントは、中国サービス部門PMI、トルコ消費者物価指数(CPI)、米雇用統計、米ISM非製造業景況指数が予定されています。
 特に注目すべきは、米雇用統計となります。今夜の雇用統計で発表される非農業部門雇用者数変化は+75.0万人予想(前回:+94.3万人)、失業率は5.2%予想(前回:5.4%)と、高水準の新規雇用とパンデミック以降で最も改善された水準の失業率が予想されています。現在のマーケットでは、米国の金融緩和縮小(テーパリング)がいつから開始されるのか、また米政策金利(FFレート)はいつから引き上げられるのかという、金融正常化に最も関心が集まっています。8月末のジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が年内テーパリング開始の可能性を初めて言及したことから、9月21日22日に開催されるFOMCはコロナ渦の金融政策が終わるスタート地点になるのではとの予想もあります。今月のFOMCで判断材料として重要視されるのが今回の雇用統計となるため、今後の米金融政策を左右しうる今夜の雇用統計はここ数か月間で最も重要な経済指標だと考えて、取引に挑みたいです。

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