FXレポート

続く不確実性に耐える必要

-前営業日サマリー-
 ドル円は150.70円でオープン。東京市場では朝方は円安に振れ151.02円まで上昇、先週高値を更新し流動性をスイープしました。その後はじりじりと下落し、ロンドン市場の序盤に150円を割り込むも、再び円安が進行し151.30円まで上昇しました。NY市場では、米ISM製造業景気指数が予想を下回ったことで下落、以降は下落に一服感が出ていた中で、トランプ大統領による関税関連発言や円安についての言及が伝わると、リスクオフの流れから一段円高に押され、149.43円で取引を終えました。

-続く不確実性に耐える必要-
 本日のイベントは、日有効求人倍率、豪小売売上高、RBA議事要旨公表、米ウィリアムズNY連銀総裁の発言が予定されています。
 引き続きトランプ大統領の発言を材料にマーケットが大きく動いています。これまでの関税発言に加え、円安、フォートノックスなど、トランプ大統領が発言する内容も多様化しています。1、2月は関税に関するヘッドラインからはドル高を誘う傾向がみられていますが、足元ではパターンが変化し、市場がリスクオフと捉え下落する場面も見られている分、経済指標はもちろん、トランプ大統領の発言にも注意しながら取引に臨みたいです。

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