FXレポート

ドル円サポートラインが意識される展開か

-前営業日サマリー-
 ドル円144.49円でオープン。東京市場では序盤から下落基調で推移。そのまま144円の大台を割り込み軟調な地合いとなりました。ロンドン市場では、軟調な地合いが継続。下落は止まらず、一時は143.18円まで下値を広げました。NY市場では、143円半ば付近で上値の重たい動き。軟調な地合いを維持したまま143.54円で取引を終えました。

-ドル円サポートラインが意識される展開か-
 本日のイベントはドイツ、フランスの消費者物価指数の改定値、米国からはミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が発表されます。本日注目しておきたい米消費者信頼感指数は前回とおおむね変わらない予想となっていますが、結果との間にギャップがあるようであれば、突発的な値動きに注意が必要かも知れません。
足元のドル円は、144円の大台を大きく割り込み一日を通して弱い地合いとなりましたが、143.20円付近でいずれのタイミングで反発しており、同水準がサポートとして意識されているのが見て取れます。1時間足チャートで見たRSIでは55付近で滞留していますが上向きであるため、押し目買いを狙った短期的な上昇が期待できる場面もあるかもしれません。しかしながら節目や大台を割り込んだ際は、この限りではないことも踏まえ取引に臨みたいです。

知りたい語句を入力して、検索ボタンを押してください

トレイダーズ証券

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第123号 加入協会 日本証券業協会 金融先物取引業協会 第二種金融商品取引業協会 日本投資顧問業協会 トレイダーズ証券は、上場企業トレイダーズホールディングス(スタンダード市場上場8704)の100%子会社です。