今週は政策金利発表ラッシュ
-前営業日サマリー-
ドル円143.53円でオープン。東京市場では序盤は下落して一時143円の大台を割り込むも、その後に大きく反発し143.70円付近まで上値を伸ばしました。ロンドン市場では、143円半ばを堅調に推移。順調に上値を伸ばし、144.40円付近まで上昇しました。NY市場では、一時軟調な地合いとなるも再び144円台に戻し水準を維持。週末ということもありその後の値幅は狭く、144.06円で取引を終えました。
-今週は政策金利発表ラッシュ-
今週のイベントは、日銀政策決定会合、FOMC、BOE政策金利など政策金利の発表ラッシュとなっています。注目度の高い日銀政策決定会合とFOMCはいずれも据え置き予想となっていますが、会合後の記者会見で今後の金融政策に関してどのようなスタンスなのか確認できるため、注視しておきたいです。
足元のドル円は144円台の水準を回復しましたが、144.32円付近でボリンジャーバンドの+2σ(1時間足)に接し、その際に押し戻されており、同水準がレジスタンスとして意識されているかもしれません。しかしながら、前記した日銀会合やFOMCが控えるなか、様子見の動きとなる可能性も想定できるため、動きを慎重に見極めつつ今週も取引に臨みたいです。