FXレポート

弱い米経済指標 ドル円は再び140円割れ

-前日サマリー-
 ドル円は141.20円でオープン。序盤に一時140.91円まで下落する場面が見られるも、日本が祝日で休場だったこともあり、東京時間では141円台での動意薄の展開に終始しました。ロンドン市場でも141円ミドルを挟んでの小幅な上下動、米長期金利を横目に方向感の欠ける動きが続きました。しかし、NY時間に入ると値動きが活発化。米新規失業保険申請件数が24.0万件と予想の22.5万件から下振れしたことでドル売りの流れが先行し、続いて発表された米製造業PMI/サービス業PMIがそれぞれ予想を下回ったことで売りが一段加速しました。低調な米経済指標が相次いだことを手掛かりに米長期金利が低下したことでドル円は140円を下回り、そのまま、139.57円で取引を終えました。

-弱い米経済指標 ドル円は再び140円割れ-
 本日のイベントは、独IFO景況指数、トルコ政策金利、欧ECB議事要旨公表、南アフリカ政策金利、NZ第3四半期小売売上高が予定されており、米国が感謝祭のため休場となります。
 サッカーワールドカップにて初戦に勝利し日本が歓喜に沸く中、昨日のドル円相場は急落となりました。注目となった米製造業PMI/サービス業PMIは、製造業PMIが予想50.0に対して47.6、サービス業PMIが予想47.9に対して46.1と弱い結果でした。欧州各国のPMIが概ね予想上振れの内容だったこともあり、ドル売りの口実となった面もありそうです。また、公表された11月のFOMC議事録ではターミナルレート(利上げ終着点)が重要であることが改めて示されましたが、「利上げペースの減速が近く適切になる」との内容も示されたため、来月のFOMCまでは利上げペースが減速するかどうかが焦点となりそうです。
 ドル円は140円を下回ったことで目先サポートは15日につけた137.67円の水準が強く意識されそうです。もしこの水準を下回ることがあれば、コロナ禍からはじまったドル高トレンドが終わることも想定できます。とはいえ、足元のドル円は先週の137.67-140.65円の3円程度の小幅レンジから137.67-142.00円のレンジに移行した可能性があります。本日は米国が感謝祭のため休日となり、明日もブラックフライデーにより短縮取引となることを考えるとしばらくはレンジ内での方向感を欠いた値動きがつづく局面となりそうです。

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