FXレポート

各国イベント豊富な1日、ドル円は高値圏での攻防に注目

-前日サマリー-
 東京市場のドル円は136.63円でスタート。序盤は前日の上値追いムードそのままに一時136.71円まで上昇しました。その後は円安調整の動きなどに押されるも午後には買い戻しが入り、方向感は乏しいながら総じて底堅く推移しました。欧州市場では、米長期金利の低下を受け全般ドル売りが優勢に、欧州株の下げを受けたリスク警戒の円買いも重しにドル円は135.68円まで下落しました。NY市場では、米長期金利の大幅低下が一服、米株相場の底堅い推移もあって再び買い戻されると136.21円で取引を終えました。

-各国イベント豊富な1日、ドル円は高値圏での攻防に注目-
 本日のイベントは、仏独欧英PMI、ノルウェー中銀政策金利、トルコ中銀政策金利、米失業保険申請件数/PMI/パウエルFRB議長発言(議会証言、2日目)、メキシコ中銀政策金利が予定されています。
 昨日は米パウエルFRB議長による上院銀行委員会での議会証言が行われましたが、FOMC直後で目新しい内容は特段見られず、相場の反応は限定的でした。ただ、「現時点でリセッション懸念は高まっていない」と述べた一方で、「米経済のソフトランディング(軟着陸)達成は非常に困難」とも言及しており、リセッション懸念が市場のメインテーマとして躍り出る局面には警戒となります。また、本日も下院での議会証言が予定され引き続き注目ながら、昨日と同程度の内容に終始するようであれば、底堅い地合いながらも高値圏ゆえ戻り売り圧力がかかる展開も想定しつつ臨みたいです。
 そのほか、本日は欧州PMI祭りに始まり、トルコ・メキシコの政策金利発表とイベント目白押しの1日となります。トルコに関しては圧倒的なインフレ高進下ながら、昨年の連続利下げ以降も同国中銀にはエルドアン大統領からの利下げ圧力がかかり続けている状況であり、大きな懸念材料となっています。現時点での市場予想は金利据え置きですが、仮に声明文の内容がハト派色を強めるなどの変化があれば、各国の金融引き締めの動きに相反する形で一段のリラ安を促す可能性もあり要警戒となります。一方、メキシコの政策金利は9会合連続の利上げがほぼ織り込み済み、利上げ幅の予想は0.75%(75bp)となっています。予想通りであれば金利面でのメキシコペソの優位性は一段高まる格好、今後の追加利上げを含め中銀の前向きスタンスが確認できれば引き続き底堅い地合いが想定されそうです。

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