FXレポート

円安の優位性

-前日サマリー-
 週明けの東京市場では週末に目立った取引材料もなく方向感の欠く展開になりましたが、時間外の米長期金利の低下を受けて円買いが先行するとドル円は110.53円まで下落しました。しかし、欧州市場に入ると米長期金利が上昇に転じたことでドル買いが強まると、ドル円は111.06円の高値を付けるなど反発しました。またポンドもイングランド銀行(BOE)がタカ派姿勢を強めるなか、全面高となりポンド円は152.19円まで値を上げました。NY市場ではウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「利上げの基準はまだ満たしていない」と発言し早期利上げについて慎重な姿勢を示したほか、ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事は「テーパリングのアナウンスを利上げのシグナルと捉えるべきではない」と述べるなど連銀総裁の発言が相次いだものの、為替への影響は限定的でドル円は111.00円の高値水準で取引を終えました。

-円安の優位性-
本日のイベントは、日BOJ議事要旨公表、豪小売売上高、ラガルドECB総裁発言、米消費者信頼感指数、パウエルFRB議長証言、イエレン財務長官証言、米7年債入札と複数のイベントが予定されています。米英を中心にコロナからの経済回復を背景に金利先高観から長期金利が上昇しています。そういったなか、本邦の長期金利が異次元の低金利で推移しており、相対的に円安に優位性が生じています。ドル円は5月以来となる111円台まで上昇しているほか、ポンド円も直近高値水準の152円台まで上昇しています。中長期目線でみると、このまま年末に向けて円安が継続するかが焦点になりそうです。一方で、短期目線では中国恒大集団や本邦の総裁選の行方など、先行き不透明感のある材料が並んでおり、全体のリスク許容度をみながらロングに傾けるかショートに傾けるか柔軟に対応したいです。

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