FXレポート

RBNZ政策金利発表に注目

【本日のトレードポイント】
-米要人発言に振らされる-
昨日の東京時間にナバロ米大統領補佐官が「中国との通商協議は終わった」と発言したことをきっかけにリスク回避ムードが強まり、ドル円は106.95円付近から106.74円まで急落しました。しかしその後、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「中国との通商交渉は終わっていない」と発言したことを受けて急激に巻き戻す形となり、午後にかけてドル円は107.20円付近まで上昇しました。ただ、NY時間に入るとドル売りの流れが強まったことでドル円はストップロスを巻き込みながら下落し、一時106.07円付近まで下値を広げました。

-RBNZは金利据え置きか-
 本日はRBNZ(NZ中銀)政策金利発表や独IFO企業景況感指数が集まります。主要国では注目度の高い経済指標が予定されていないため、株価指数の動向や要人発言が材料視されそうです。NZ中銀は本日の会合で政策金利を据え置く見込みです。コロナウイルス感染者がゼロになったことで、ニュージーランドはいち早く国内の移動制限を解除しており、早期の経済回復を予想する声が多いです。焦点はRBNZの声明文となりそうで、年内の金融政策を占う上でのヒントを探りたいです。QE拡大やマイナス金利の導入を示唆する内容があれば、NZドルは売られやすい展開となりそうです。逆に国内経済の早期回復を予測する内容であれば、NZドルの下落圧力が後退しそうです。

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