現状の為替介入警戒感
-前営業日サマリー‐
ドル円は先週末終値から約1.2円下窓を開け154.60円でオープン。東京市場では、米ドル安と日本当局の介入警戒を背景に円買い優勢となり、オープン窓を埋めることなく2か月ぶりに154円を割り込む場面も見られました。ロンドン市場では、東京時間で強まった日米連携観測(介入警戒)が持ち越され、円買い・ドル売りが継続する地合いとなりました。ニューヨーク市場では、米耐久財統計が発表されましたが、強弱まちまちの結果。ドル円は介入警戒から上値重く、154.24円で取引を終えました。
-現状の為替介入警戒感-
本日のイベントは、米消費者信頼感指数が予定されています。
為替介入に対する政府の対応は、一般に①注視、②懸念・警戒表明(口先介入の初期段階)、③レートチェック、④実弾介入という段階を踏むとされています。前週末には日米当局間でレートチェックが行われた可能性が指摘されており、為替介入がいつ実施されても不思議ではない局面にありました。ただし、昨日は円高が進行したことから、足元での早急な介入実施の可能性はいったん後退したとみられます。それでも、財務省や米当局の発言・動向には引き続き注意が必要です。
また、イランやグリーンランドを巡る地政学リスクに加え、米英首相の主張など政治要因も相場の不確実性を高めています。なかでもトランプ米大統領の言動は、市場への影響力が大きく、引き続き世界的な注目を集めています。
足元、ドル円は前週末の下落幅を縮小し、154円台推移しています。本日もポジションの管理には特に注意し取引に臨みたいです。