FXレポート

ドル円は高値圏での攻防 雇用統計で決着つくか

前営業日サマリー
 ドル円は157.03円でオープン。東京市場では、中東情勢への過度な警戒感の後退からドル売りが先行しましたが、クウェート沖でタンカーが大規模爆発に巻き込まれ、原油流出事故が発生したとの報道を受けてリスク警戒感が再燃。午後にかけては買い戻しの動きとなりました。ロンドン市場でも有事のドル買いの流れが続き、ドル円は158円を目指す展開で、続くNY市場でも158円付近まで上昇する場面がありました。ただ、為替介入への警戒感や先月9日の高値に接近したことから上値の重さが意識され反落。最終的に157.54円で取引を終えました。

-ドル円は高値圏での攻防 雇用統計で決着つくか-
 本日のイベントは、米雇用統計が予定されています。
 中東情勢の緊迫化を背景に、5日の原油先物は約1年8カ月ぶりの高水準まで急伸。これにより米企業のコスト増や、FRBの利下げペース鈍化への思惑が意識されました。ホルムズ海峡封鎖や産油国施設への攻撃などを通じて、イラン側が原油高を誘発し、マーケット経由で停戦圧力を高める戦略との見方もあります。長期化した場合、原油価格が100ドルを超える可能性を指摘する声もあり、為替市場ではドル買い地合いが根強い状況です。一方で、158円の節目付近は過去にも何度か突破を試みている水準であり、為替介入への警戒感も強く、強いレジスタンスとして意識されています。足元のドル円は高値圏で神経質な値動きが続いているため、本日発表予定の米雇用統計には注目が集まります。この攻防に決着をつけ、相場の方向感がはっきりする可能性もあるため、結果は注意深く見ておく必要がありそうです。

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