FXレポート

米連邦最高裁はトランプ関税に無効の判決

-前営業日サマリー‐
 ドル円は155.00円でオープン。東京市場では、NY時間の重要指標を前にドル円が底堅く推移。下値を切り上げながら155円台中盤へと上昇しました。ロンドン市場でも流れ変わらず、円売り先行も行き過ぎた動きには調整が入りました。NY市場では、トランプ関税に関して、最高裁が無効の判決をしたことをきっかけにドル売りが加速。一時154円台へと下押しましたが、その後のトランプ氏の発言等を受けて買い戻しとなり、155.05円で取引を終えました。

-米連邦最高裁はトランプ関税に無効の判決-
 本日は注目度の高い経済指標は予定されておらず、日本は休場となります。
 トランプ関税の合憲性が争われた訴訟で米連邦最高裁は20日、相互関税など一連の関税を課す権限はトランプ大統領にはないと、無効の判決を下しました。米憲法では関税を課す権限を連邦議会に与えていることを重視した内容で政権は目玉政策だった関税の扱いに修正を余儀なくされました。これを受けて、トランプ大統領は想定されるとおり最高裁を批判。代替策はあると発言し一時為替相場は乱高下しました。こうなると、既存の枠組みでは関税賦課が難しく、今後は議会・法制度の重要性が増し、市場はより政治プロセスを意識していくこととなりそうです。レートチェックや関税政策への逆風など徐々にドル売り材料が増えていく中、相場の方向感がどうなっていくのか今週も注視していく必要がありそうです。

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