米国・イスラエルとイランの紛争激化
-前営業日サマリー-
ドル円は155.95円でオープン。東京市場では、米国とイスラエルによるイランへの攻撃で最高指導者のハメネイ氏が死亡したとの報道を受けて、有事のドル買いが進行。ドル円は午前に156円台後半まで上昇しました。ロンドン市場でも、中東有事を受けた不確実性からドル円は上昇し、157円を回復。ただ、NY時間にて2月9日高値である157.76円に迫ると上値の重さから反落し、その後157.31円で取引を終えました。
-米国・イスラエルとイランの紛争激化-
本日のイベントは、欧消費者物価指数、米NY連銀総裁発言、米ミネアポリス連銀総裁発言が予定されています。
米国・イスラエルによるイラン攻撃を受け、週明けの米株式市場は軟調なスタート。衝突の長期化が意識される中、各市場でリスク回避姿勢が強まりました。NY原油先物は、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖を受けた供給懸念から上昇。為替市場では有事のドル買いが顕著となりました。
トランプ大統領はホワイトハウスでの演説において、イランでの軍事作戦について「4〜5週間と予測していたが、それよりはるかに長期にわたって実行する能力がある」と発言。「どれだけ時間がかかっても問題ない」と述べ、期限を設けずに継続する姿勢を強調しています。軍事行動の長期化観測は原油価格の高止まりやリスク回避のドル需要を通じて為替市場に影響を与えやすく、今後も関連ヘッドラインに相場が敏感に反応する展開が想定されます。本日も突発的な報道に警戒しながら、ドル円の上値追いの持続性と高値圏での戻り売り圧力の強さを見極める必要がありそうです。