FXレポート

急落のドル円、米当局による「レートチェック」観測の報道

-前営業日サマリー‐
 ドル円は158.37円でオープン。東京市場では日銀会合を控えて様子見の動き。日銀会合後も特段大きな動きはありませんでしたが、植田日銀総裁の会見で大きく円安に進み一時159円の大台を超えるも、直後に円買い方向に動きドル円は急落。一時157円前半まで下値を広げ1円を超える下げとなりました。
 ロンドン市場では、前記の急落から158円前半まで値を戻しましたが方向感に欠ける動きが終始目立ちました。
 NY市場では序盤小幅で推移したものの、急激な円買い相場になりドル円は156.20円付近まで下落。その後上値の重たい展開が続き、155.80円で取引を終えました。

-急落のドル円、米当局による「レートチェック」観測の報道-
 今週は米国からFOMC、PPI、欧州からはGDPの発表が控えます。その中でもFOMC会合後に行われるパウエル議長の会見で同氏から2026年の利下げ回数や時期の言及があるかどうかが市場にとってのドル円動意の材料になるかと思われます。
 足元のドル円は先週の植田総裁の記者会見時に約1年半ぶりに159円の大台に乗せ堅調な地合いを見せましたが、直後に2円近い下げ、またNY時間でも同様の下げが見られました。一部報道から、市場では米財務省の指示で米FRBによる円買い・ドル売りの為替介入に向けたレートチェックを実施したとの見方が広がり、マーケットは一層緊張感を増す地合いとなりました。したがって、心理的には以前よりドル円の買いを仕掛けづらいとムードであり、上値の重たさや方向感を欠く場面が多くなる可能性は考慮しておいた方が良いかもしれません。

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