FRB議長レースは混戦模様へ
-前営業日サマリー‐
ドル円は158.60円でオープン。東京市場は、株安や片山財務相の円安けん制発言を背景にドル円は一時158円を割り込んだものの下値は限られ、終日158円台前半で上値の重い動きとなりました。ロンドン市場では、片山財務相の円安けん制で一時下げたものの158円割れは回避され、押し目買いと当局警戒がせめぎ合う中でドル円は158円前後の狭い範囲でもみ合いました。NY市場は、トランプ米大統領がハセット米国家経済会議(NEC)委員長について「現在の職務を継続することを望む」と発言したことを受け、ドル円は一時 158.20円台まで上昇しました。終盤にかけてはもみ合いとなり、最終的に 158.13円で取引を終了しました。
-FRB議長レースは混戦模様へ-
本日は、中第4四半期GDP、加消費者物価指数が予定されています。
先週金曜日はトランプ人事を巡って動きがありました。次期FRB議長について、利下げに前向きなハセット氏が有力とみられていましたが、トランプ大統領が「現職、今の場所にいてほしい」と発言したことで見方が揺れ、一時ドル高が進行。同じく候補とされるウォルシュ氏やウォラー氏についても言及するかに注目が集まります。一方、日本では片山財務相が円安を「憂慮」し、日米共同声明の下で為替介入に制約はないと強調。口先介入の温度感は明らかに上がっており、ドル円は上がれば当局警戒、下がれば米金利次第で反発しやすい地合いです。
加えてトランプ氏はグリーンランド問題を巡り、非協力的な国へ関税を課す可能性を示唆。FRB人事、日本当局者による為替介入の温度感、関税、注目するポイントが多いですがヘッドラインに注意して取引に臨みたいです。