当局けん制と日銀利上げ観測
-前営業日サマリー‐
ドル円は153.18円でオープン。東京市場では、序盤に時間外の米金利上昇で153.45円まで上昇も、財務官のけん制発言で失速。円買いが強まり152.27円まで下落するも、「1/23の米レートチェックは日本要請」との報道で153.50円付近まで上昇しました。続くロンドン市場も時間外の米金利上昇が4.17%前後で安定し、株価先物の堅調も支えに22時には153.76円まで上値を伸ばしました。NY市場では、円高優勢の地合いが続き、152.75円で取引を終えました。
-当局けん制と日銀利上げ観測-
本日は、米ミランFRB理事の発言、田村日銀審議委員の発言、米消費者物価指数(CPI)を控えています。
昨日、三村淳財務官は「一切ガードは下げていない」と述べ、円高局面でも臨戦態勢を維持する姿勢を示しました。レートチェックの有無には触れず、「高い緊張感で市場を注視」「米当局と緊密に連絡」と強調しており、当局発言による相場変動には注意が必要です。
また、本日発言が予定されている田村審議委員は2/6に「政策正常化には追加利上げが必要」とし、新年度後半までに政策金利を少なくとも1%へ引き上げる可能性に言及しました。本日も同様にタカ派姿勢を強める内容となれば、円買いが意識されドル円は上値の重い展開が想定されます。一方で慎重姿勢であれば足元の円高は一服する可能性もあり、発言内容を見極めたいです。