FXレポート

円安進行に警戒強まる

-前営業日サマリー‐
 ドル円は158.40円でオープン。東京市場は、午前中に158.20円台を付けるなど売られましたが下げは限定的でした。午後に入ると日経平均株価の下げ幅の縮小に伴い、一時158.60円台まで上昇する展開となりましたが戻りは鈍く、レンジ内での推移となりました。ロンドン市場では、日銀観測報道「円安が今後の利上げペース速める可能性」で売りが強まり、一時158.30円付近まで下押しました。NY市場は、米新規失業保険申請件数が市場予想より強い内容だったことが分かるとドル買いが先行し、一時158.80円台まで上昇。その後、158.40円台まで下押しましたが、158.64円で取引を終えました。

-円安進行に警戒強まる-
 本日は、米鉱工業生産、米ボウマンFRB副議長の発言、米ジェファーソンFRB副議長の発言が予定されています。
 1月14日にドル円は159円台前半と約1年半ぶりの円安・ドル高水準を付けました。背景には、衆院解散に伴う総選挙で自民党優勢となれば、積極財政が打ち出されやすいとの観測が円売り材料として意識されたことが挙げられます。日銀も円安進行に伴う物価上振れや景気への影響に警戒感を強めており、来週の金融政策決定会合(22~23日)は政策維持が見込まれる一方、円安が一段と進めば今後の利上げペースを速める可能性も指摘されています。
 急激な円安進行を受け、当局は口先介入を強化しており、片山財務相は「行き過ぎた動きには、あらゆる手段を排除せず適切に対応する」と発言、三村財務官も「極めて憂慮している」と述べました。市場では160円が心理的節目となり、当局発言次第で急な巻き戻しも起こり得るため、引き続き警戒が必要です。

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