石破首相辞任表明するも、ドル円反応は限定的
-前営業日サマリー-
ドル円は147.99円でオープン。東京市場では、石破首相は7日に自民党総裁を辞任表明。次期総裁選には出馬しない意向を明らかにし、為替相場は円売りで反応。ドル円は148.47円まで上昇しました。しかしその後は失速し下落。147.50円まで下値を広げました。ロンドン市場では、序盤は堅調な動きを見せるも、147.80円付近で上値を抑えられ、その後は再び下落に転じました。NY市場では、序盤狭い値幅で推移していましたが、米10年債利回りの低下に合わせてドル円も下落。147.30円付近まで下値を広げた後やや値を戻し、147.52円で取引を終えました。
-石破首相辞任表明するも、ドル円反応は限定的-
本日のイベントは南アフリカでGDP、米雇用統計年次改定、米3年債入札が控えてます。
本日よりブラックアウト期間に突入しており、FRB要人発言からヒントを拾いづらくなるため、ヘッドラインやテクニカル中心のトレードとなりそうです。
足元のドル円は、石破首相の辞任報道で週明け円売りで反応したものの、即座に押し戻されトレンド形成には至りませんでした。日足チャートで見たドル円は、ボリンジャーが大きくスクイーズしているほか、上下±2σの付近で押し戻されており、テクニカル上では、狭い値幅を示唆するサインが出ています。突発的なヘッドラインが出た際には、機会を逃さず取引に臨みたいです。