トランプ関税関連のヘッドラインに引き続き注意
-前営業日サマリー-
ドル円は149.86円でオープン。東京市場では、ドル円が東京仲値にかけて150.50円付近まで上昇しました。ロンドン市場では、円買い先行でスタートするも150円の大台はキープ。その後反発して再び上値を伸ばしました。NY市場では堅調な地合いとなりじりじりと上昇を続けましたが、米トランプ大統領による自動車関税に関連するヘッドラインが流れるとクロス円通貨全体で一時円高方向に動いた後ドル円は150.56円で取引を終えました。
-トランプ関税関連のヘッドラインに引き続き注意-
本日のイベントは、米新規失業保険申請件数、米GDP(確報値)、米中古住宅販売保留が予定されています。米指標の発表が中心となるので対ドルの通貨ペアの動きには注視しておきたいです。
足元のドル円は150円台をキープしつつ高値を追いする動きが目立ってきている反面、151円台に差し掛かると押し戻されておりこの水準が市場では心理的なレジスタンスとして意識されているのではないかと思われるほか、一日の中で行ってこいの動きする上その値幅も非常に大きいためドテンを頻繁に要求される場面もあるかもしれません。また、トランプ米大統領による関税関連のヘッドラインによって大きく振らされる場面も直近で見られるため、あらゆる可能性を視野に入れたうえで取引に臨みたいです。