2024年の取引最終日
-前営業日サマリー-
ドル円は157.72円でオープン。東京市場では、レンジ相場が続いたのちに円安に動く場面があり、158円を一時突破しました。ロンドン市場では、特段の材料がないなかで157円中盤までじりじりと下落。NY市場では、欧州の国債金利低下・株安を受けたリスクオフの動きの中で、一時156.67円まで円高に動いたのち、156.84円で取引を終えました。
-2024年の取引最終日-
本日のイベントは、中PMIや南アフリカ・トルコの貿易収支が予定されており、2024年の取引最終日となります。
中国の12月製造業PMIは、前月から変わらず50.3になると予想されております。市場予想から大きく下振れたり、景気判断基準の50を下振れたりする場合、中国元・豪ドル・日本円などの値動きに影響が与える可能性があります。
また本日は2024年最終取引日、明日は世界的に為替相場が休場となるスケジュールのため、流動性低下による突発的な値動きには注意が必要となります。ただ、流動性低下由来の突発的な値動きの場合は、市場参加者が戻り次第「全戻し」になるシナリオも考えられるため、プライスアクションを見ながら取引に臨みたいです。